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2011-07-15(Fri)

青山繁晴のニュースDEズバリ!  7月13日放送 原発問題で隠れる“巨額献金”菅首相だけでなく民主党ぐるみか?深い闇の真相を青山がズバリ!

      

      

山本浩之
「えー、今日の“ニュースDEズバリ”のコーナーでは、この原発をめぐる菅政権の動きについてお話をいただくんですが、1つ目のキーワードが、『民主党政権と原発と北朝鮮』と。で、青山さん曰く、菅総理のある企みがと。その企みの中身とは一体どのようなものなのか。さっそくお願いしたいと思います」

青山繁晴
「はい。まず皆さん、この、最初の絵を見ていただくと、ここに大混乱ってあって、こう、ある種、平然とした表情の菅さんと、それから、もう、半泣きの海江田経産大臣と、そして、えー、福島第一原発の、絵、あ、違いますね、えー、原子力発電所の絵が出てるんですが(玄海原発。番組最後に説明あり)。あの、これ直接の契機っていうのは、玄海原発なんですね、九州電力の。えー、僕も何度か行ってるんですけれども、ま、あの、朝鮮半島に一番近い原発として、実は世界の注目でもあるんですけど。それがどうして大混乱になったかというと、その玄海原発は、その地元の町長さんと、それから佐賀県の古川知事が、その、定期検査もう無事に終わってるんだから、再稼働、再起動することに積極的で、前向きだったから、そこに海江田さん期待をかけて、足を運んで、ま、事実上合意ができて、古川知事は、最後に、菅さんが、地元に来てくれるかあるいは官邸で会ってくれて、菅さんも、その、ちゃんと保証しますと、総理大臣が言ってくれたらもう再起動ですと。そこまで話ができたら、突然菅さんが、あー、しばらく黙ってるように見えたけど、本当は海江田さんに対して、会いたくないと。知事と会うなんて嫌だってことを言ってでですね。で、海江田さんが、えっ、行く前に、そういう話も含めて相談してから、佐賀の玄海に行ったじゃないですかと言ったら、それには答えずに、とにかく会いたくないと。で、もう海江田さんとしては、もうそこですでに半泣きになってたら、突然、内閣総理大臣が、ストレステストってのをやるんだと、ヨーロッパでやってるだろうと言われて、それで海江田さんとしては当然、こういうの、普通はハシゴを外されると言うんですが」

山本浩之
「そうですねー」

青山繁晴
「もうほんとに半泣きから、実際に、あの、涙をこぼされたという状況になったわけですね。もうはっきり言うと海江田さんも情けないですよ。泣いてる場合じゃないですからね。で、その上で、その、そういう混乱を収めるために、その、政府が統一見解なるものを出してきましたよね。それちょっと見ていただけますか」

村西利恵
「政府の統一見解として、原発の安全性確認の手順がおととい(7月11日)発表になりました。EUのストレステストを参考に、事業者、つまり各電力会社が『評価』、そして原子力安全・保安院が『確認』、原子力安全委員会が『妥当性を確認』という役割で、1次評価は、定期点検中の原発の安全性を評価し、再稼働するか判断する。2次評価は、全原発の総合的な安全を評価し、運転を続けるのか、やめるのかを判断するというものです」

青山繁晴
「はい。皆さん、もう、これ(笑)見ただけでちょっとうんざりしたんじゃないかと思うんですが(一同ざわ)」

村西利恵
「字が多くて申し訳ないです」

青山繁晴
「いやいや、あの、村西さんが、なるべくこうやさしーく読んでくれたんだけど。で、これでもだいぶ字減らしたんですよ、あの、元々の案よりはね。で、これあの、何かいっぱい書いてあるんだけど、簡単に言うとですよ、なぜか突然EU、その、ヨーロッパでやってることを入れて、参考にって言ってるけど要するにそれを真似っこして、で、電力事業社がもう一回、何とヨーロッパ風に、もう一度その自分たちのあの、原子力に関わる仕事の中身を、自己評価して、それを、原子力安全・保安院と安全委員会が、その、評価するんだと。それだけでも何で、それをまたやらなきゃいけないかよく分かんない上に、(評価を)2つに分けてあるんだと、いうことなんですよ。で、これ、実は、もう僕は奇怪と言わざるを得ない、この、計画だと思うんですけれども、ま、今の報道では中身がはっきりしないとか、場当たり的だというその、報道ばっかりありますけど、そういう見解だけでは全然足りないと思います。もっと具体的に見るべきで、まず第一はこれです」

村西利恵
「不可思議なストレステストその1。本当は統一されていない『政府の統一見解』(一同失笑)」

青山繁晴
「はい。これ、あの、僕は、日本のメディアの在り方にも問題あると思うんですが、お上が、政府が統一見解って言ったらずっと統一見解と言ってるでしょ?しかし、中身をもう、一目でも見たら、全然統一されてないって実は分かるんですよ。はい、これ出して下さい」

村西利恵
「海江田さんは1次評価の合格で再稼働させると言っているのに対し、菅総理と細野さんは1次評価が合格でも再稼働しないと、考えていると」

青山繁晴
「はい。ほんとに海江田さん最近こういうあの、表情ばっかりになってるけど。だって、その、法律に基づいて、定期検査をやって、で、その定期検査の結果を、法律に基づいて、原子力安全・保安院が調べて、それで確認とれたら再起動っていうことになるわけですから、法律で定まってる以上は、その、今の計画では1次評価に当たるところだけで、再起動を…」

山本浩之
「再稼働ですね」

青山繁晴
「ごめんなさい。ま、再起動というのも」

山本浩之
「言うんですか?」

青山繁晴
「言うんですけどね。再起動、再稼働、させると、いうことを、何度も言ってるわけですよ。その、海江田さんも、ちょっとムニャムニャした言い方で、その、再起動、再稼働させることもあり得るって言い方をしてるけど、その、少なくとも経済産業省の内部の中で言ってるのは、させると言ってるわけですよ。ところが、この内閣総理大臣・菅直人さんと、それから最近、もうはっきり言うと、権力に擦り寄る姿勢が僕は目立つと思ってますが、細野さん、ね、原子力担当大臣になって、もう(海江田大臣との)住み分けもよく分かんない、この細野さんは、菅総理に擦り寄って、いや、それだけじゃ足りないと。その、2次評価、つまりストレステストってやつを全部合格しないと、再起動できないっていうふうになってるわけですね。これ、真っ二つに分かれてて、全然統一されてないじゃないですか」

岡安譲
「そうですね」

青山繁晴
「で、まとめ役の官房長官がこれについて何と言ってるかというと、ムニャムニャムニャ、しか言ってないです。何だかよく分かんない、何を言ってるのか」

村西利恵
「明言してないと」

青山繁晴
「いろいろ言われるけども結局どっちなんだってことを言わないわけですよ。で、これは当然国会でも問題になりました。きのう(7月12日)のことです。はい、出して下さい」

村西利恵
「総理はきのうの国会答弁で、『最終的な政治的な決定は総理、経産大臣、原発担当大臣、官房長官で最終判断する』と、話しています」

青山繁晴
「これあんまり、あの、笑うことじゃないけど、また笑ってしまうっていうか、僕はこの答弁聞いた時にまたのけぞりましたよ。これね、菅さんの意図は分かるんですよ。その、私が決めるんだ!と言いたいわけですよね。しかし法律上は総理大臣ははっきり言うと関係なくて、その、経産大臣とそれから、まあ新たに閣僚にしたからこのお2人でほんとは決めることですよ。でも、これは不統一があるわけだから、そこに官房長官が入ってまとめ役をやると、ほんとはそれだけで済むんだけど、私が、中に入るんだってことを言いたい。しかしね、これ、それを強調したいがために、ま、墓穴を掘ったと僕は思っていて、だってこの4人で、最終的に相談して政治的に考えて決めるって言ってるんでしょ?再稼働させるとか、あるいは運転を中止させるとか云々かんぬん。ということは、さっきの、私たちの指摘の通り、あの統一見解では統一されてないってことですよ、見解が。統一されてないから最後は4人で、相談して決める、そして自分が最後はエイヤと決めるんだと言ってるから、統一見解は出てませんって言ってるのと同じなんですよ。これは本当は、この答弁が出たら、もういったん審議をストップさせてでも、国会はもっと紛糾させるはずですよ、本当はね。残念ながらそうなりませんでしたけども。そして、さらにですね、この、一番最初にお示しした、その、この政府の計画っていうやつ自体が、これも理解に苦しむんですね。はい、出して下さい」

村西利恵
「不可思議なストレステストその2。1次評価・2次評価のチェックは、保安院と原子力安全委員会が実施」

青山繁晴
「これも皆さん、あの、これ子供でも僕は分かると思うんですが。この、わざわざ時間かけてですよ、しかも本当の中身はどう変わるかよく分からない。これ(1次評価)今までの日本のやり方で、今度(2次評価)ヨーロッパ風のやり方って言ったって、そんなに画期的なやり方があるわけじゃない。わざわざ2回に分けてやるのに、つまり、あの、ほとんど、よく言えばダブルチェックだけど、本当は似たようなこと2回も、重ねてやるわけじゃないですか。しかし、両方とも保安院と安全委員会が、最終的に確認するんでしょ?そして、保安院と安全委員会は両方とも信用が今、地に墜ちてるんですよ」

一同
「そうですね…、ええ…」

青山繁晴
「地に墜ちてるところが何回確認したって、そんなの同じことじゃないですか。従って、どうなるかというと、こういうことです」

村西利恵
「地元と国民の信用を得られない」

青山繁晴
「はい。だから、この、ストレステストなるものを入れて、その、地元の理解が深まるっていう説明は、誰が考えても、これ立場の違い超えてですよ、与野党もちろん超えて、それから原発反対とか賛成を超えて、これが得られないってのはどなたでも分かる、当たり前のことだと思うんですよ。そして、そりゃ法律上は、その地元の同意っての絶対に必要ってわけじゃないんですけども、現実には、地元が同意しないからいろんな問題が起きてるんであって。ということはこれは、要はその、原発を再稼働させるかどうかの問題じゃなくなって、これ再稼働できないってことになるわけですよね。で、次です。はい、まだあるんです」

村西利恵
「不可思議なストレステストその3。そもそもこのEUのストレステストは参考にならない」

青山繁晴
「はい。これ、そもそも何でEUでやってるからいいよねって話になるのか。これあの、いかに菅さんが、あの、原子力をご存知ないかってことでもあると思いますよ。ご自分は専門家だと、当初からおっしゃってますが。というのはですね、あの、たとえ1回でも、例えば、イギリスとかドイツの原子力発電所に行ったらですよ、あの、一目瞭然なんですが。前も申しましたかね、天井がすごく分厚いんですよ。ま、僕は仕事柄、当然何度も行ってるわけですが、その天井分厚いっていうのは、その、原子炉建屋や、その、原子炉を含めて、特に原子炉建屋の天井が分厚いわけですけれども、それは、例えばミサイル攻撃とかテロに備えることと、例えば飛行機の墜落があったり、いろんなリスクを考えると、それは天井が丈夫なのに越したことはない。で、日本ではそれはできない。何でかというと日本は地震が多い国で、逆に言うと、そのヨーロッパのイギリスやドイツでは地震が極めて少ないから、だからそのリスクよりも、他のリスクを大事にするってことなんですよ。ところが福島原子力災害っていうのはご承知のとおり、まさしく地震国らしく、地震で想像を超えたような、あの、危機になってるわけですから、これはそもそも成り立ちが全然違う話で、参考にできない。で、さらにEUの場合はですよ、あの、最後誰が確認するかというと、その、テストをやった国じゃなくて、第三国が確認することになってる。そうするとさっそく日本で、これあの、菅政権がというよりは、評論家の方々がですよ、学者の方々も含めて、日本でも、その、海外の人を入れて確認させたらいいと言ってるんですが、それとんでもないですよ。それは、EUは、国が違っても、もう同一のEUになってるからやるんであって、どうして日本に、その、外国の方の援助を得なきゃいけないんですか。そんなことする必要はありません。そうじゃなくて、もしやるならもうこれしかないんですよ。出して下さい」

村西利恵
「原発の安全評価は、国会の国政調査権で、独立した評価委員会を設置すべき」

青山繁晴
「はい。これはですね、あの、国会、今、審議やっててですよ、せっかく審議再開して、ま、いろんな質問が出るから、菅さんの、その、ばれちゃう答弁も出るわけだけど、でも国会は、国会議員の仕事は質問するだけではなくて、憲法62条が定めたところの国政調査権があってですよ、国民に直接選ばれた国会議員なんですから、国政全般を調べなきゃいけないと。ね。まともな行政が行われてるかどうか調べなきゃいけないっていう、義務があるわけですから、義務と同時に権限があるわけだから、当然これは、外国人にやっていただくんじゃなくて、私たちが、有権者として選んだ国会議員たちが、独立した評価委員会をつくって、どうしても、あの1次評価・2次評価やるって言うなら、それは国会の、独立した評価委員会で評価すると。そこでフェアな判断を超党派でやると、いうのが当たり前のことなんですね。そして、あの、今述べましたように、その、このストレステストなる発案は、非常に不可思議なものなんですけれども、それをめぐって、もうこの内閣の亀裂っていうのは、本当に深刻になってるわけですね。で、それ、もう一度振り返ってみましょう。はい、出して下さい」

村西利恵
「原発問題での内閣不一致。海江田大臣は、法律に基づいて早く再稼働させたい。しかし菅総理は、原発を全て凍結させたい」

青山繁晴
「はい、これはですね、今僕はもう一度振り返るって言いましたが、本当はですね、このうわべの対立の底に、もっと一段、この下ぐらいのね、根深い話があって、要するに海江田さんの本心は、法律と経済産業省の中で、早く再稼働できるものはさせたいと、言ってるだけなんですよ。それに対して、菅さんは、法律も、それから経済産業省がそうしたいんだったら余計逆らって、とにかくいったん全部凍結、凍らせてしまいたい。だから、右手と…、身体と頭で本音が全く違うっていうことなんですよね。そして問題は、明らかに海江田さんよりも強大な権力を持ってる、例えば、えー、国会を解散できる権限を持ってるのは、この菅さんですから、菅さんの本音が、一番問題になるわけですが、それはこれです」

村西利恵
「ストレステストは“脱原発解散”への菅総理の仕込み」

一同
「ああー…」

青山繁晴
「はい。これは、もう、これも、実はもうあの、政界ではむしろ常識になっていてですよ。さっき、あの、玄海原発が再稼働直前まで行ったって言いましたね。で、再稼働してたらですよ、玄海を再稼働させたら、あとの原発も再稼働が続いていきますね。その中で、脱原発ってことをかっこよく掲げて解散ってのはできなくなってしまうから、だから全部一旦凍結させて、これを、あえて揉め事、争点にして、衆議院解散総選挙をやりたいっていうのが、実際の菅さんの本音なんです、これは」

岡安譲
「まだ勝てると思ってるんですか?菅さんは」

青山繁晴
「ええ。それはいい質問なんですけれども、普通に考えたら、民主党、負けるはずなんですが、これ、あの、ちょっと前まで、この菅さんの側近だった人、これ複数ですけど、聞いていきますとね、民主党は勝たないけれども、自民党も大勝ちはしないと。だから総選挙をやったら、そのあと混乱状態になるだろうと。混乱状態になってる中で、もう一度菅さんが、脱原発と、実はそれからもうひとつ反小沢っていうのを掲げて、ま、旗を出したらですよ、あの、皆さん、総選挙終わるとですね、30日以内に国会開けってことになってるわけです、最初の国会。その30日の間に、菅さんもう一回脱原発と、反小沢でやってくれって声が集まって、実は首班指名選挙で、超党派で、その、新しい議員を含めて、自分に支持が集まるという、皮算用をなさってるそうですよ。ね」

一同
「ふーん…はぁ…」

青山繁晴
「ま、それは負けてもいい皮算用なんですよね。ここまで追い込まれたんだから一か八かやってみる値打ちはあるという考え方のようでもありますよね。ま、それに付き合わされる私たち有権者は、大変ですけれども。まあこういうことを称して、その海江田さん本人は何て言ってるかというとこうです」

村西利恵
「経済産業省の幹部によると、海江田大臣は、『菅総理にはめられた』と、何度も言っていると」

青山繁晴
「はい。これ経産省の幹部、複数のシルエット入れてもらったんですが、本当に複数に確認してきました。大事なことですからね。で、いつもはもう電話がほとんどなんですが、あの、実際に会いに行って、あの、しっかり聞いてきましたが、ええ、海江田さんはこういうふうにはっきり言ってますよと。もう、あの、この、何て言いますか、口がもうこんなにこう、食いしばってしまったりね、それから涙を浮かべたりして言ってますよと。というのは、玄海町に行く前に、菅さんにあれほどしっかり確認して、そして自分は、総理の大命も背負ったつもりで行って、やっと苦労して話をまとめかけたら、そこでバーンとひっくり返されたと。つまり、その、自分を悪者にして、その、菅さんは自分は脱原発のヒーローだと、いう演出をしたいから、俺をはめやがったな!っていうことを実はですね、言葉遣いが汚くなって申し訳ないけど、実際にはそうやって、怒りをぶちまけているそうです。実はこれはですね、菅さんは本当は、もう絶頂なんですよ。得意満面。その、いわば、絶頂あるいは絶好調なんですよ。僕らから見たら追い込まれてるように見えるでしょ?菅さんとしては今やその、脱原発解散っていう歴史的な衆議院解散総選挙に向けて、絶好調で突っ走ってる。そのためには、海江田さんのように気の弱い人は、もうどんどん使い倒すっていうふうになってるわけですよ。それが、ところが、あえて申しますが、菅さん、そうやって絶好調で行ってるように見えて、ひょっとしたら、ぱたっと突然、辞意表明するかもしれない」

一同
「辞意表明…?」

青山繁晴
「はい。これは、もちろん分かりませんよ。あの、えー、しますと言ってるのではもちろんありません。えー、僕にももう、菅さんは度し難いとこありますから。但し、もしも、もしもですが、突然菅さんが辞意表明したら、それは、健全な世論に従ったとか、あるいは野党の攻勢に負けたとか、閣内不一致で苦しんだから、じゃありません。閣内不一致をむしろ作ろうとしてるんですから。もしも万一、これから突如として辞意表明あるとしたら、それは全く違う理由でしょうと。それは、これではないかと」

村西利恵
「先週もお伝えした、拉致事件容疑者の長男が関連する政治団体に、菅総理と鳩山前総理が多額の献金をしていたという問題です」

青山繁晴
「はい。これを出しますと、先週もご覧になっていただいた方は、あれ、それ先週もあったじゃないかと、おっしゃると思うんですが、そのとおりなんですが、その後、私たちも調べていきました。あの、僕もちろん調べましたし。そうすると分かってきたのは、捜査当局はずっとこれを、綿密に追っていてですね、実は菅さんと鳩山さんだけの問題ではないと、いうことが分かってきました。それは、民主党の、ま、僕も信じがたいんですが、えー、今まで拉致問題を熱心にやってきたと思われる議員まで含めての、非常に深い闇かもしれないということなんです。えー、それを後半、えー、読み解いていきますけれども、キーワードはこれです(フリップ出す)」

村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『北朝鮮による日本侵食』。民主党政権と北朝鮮の間に、どのような闇があるのか。このあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「ま、拉致事件の容疑者につながる政治団体に多額の献金をしていた菅さん・鳩山さん、これは報じているとおりなんですけれども、あの、菅さんがひょっとしたら、この問題で辞める可能性がある、とまで、青山さん言及されました。さっそく続きをお願いしたいというふうに思います」

青山繁晴
「はい。あの、先週の『アンカー』でこのことをやりましたら、たまたま、その翌日に、国会でこれが取り上げられましたね」

村西利恵
「そうでした」

青山繁晴
「えー、まあ国会で取り上げられたのは、ま、予算委員会での、あ、ごめんなさい、予算委員会じゃなくて、えー、復興問題特別、いや、復興特別委員会だったと思いますけど(正しくは予算委員会。番組最後に訂正あり)、要するに、あの、法務委員会以外で取り上げられたのは、えー、それが最初だったんですね。で、菅さんどういう答弁するのかってのが非常に注目だったんですけど、こういう答弁なさったんです。はい」

村西利恵
「この献金について総理は、『ローカルパーティーとしての“市民の会”との連携支援のために行いました』と話しました」

青山繁晴
「ええ。この答弁も僕は大変、えー、びっくりしたんですけれども。これあの、この『市民の会』、えっと、市民の、『市民の党』だと思いますけれども、えー、いずれにしろ…」

山本浩之
「『市民の会』?」

青山繁晴
「すいません」

村西利恵
「『政権交代をめざす市民の会』が正しい名前ですね、失礼しました」

青山繁晴
「あの、あとでもう一度、皆さん説明しますが、複雑な構図になってるんですが、『市民の党』っていう、その、一種の政党と、それから、それの関連する政治団体、それが『政権交代をめざす市民の会』っていうんですが、それとその、連携支援のためにやったってはっきり、これおっしゃったわけですよ。これなぜ驚いたかというと、なぜ内閣総理大臣になってる菅さんが、ま、総理大臣になる前だけども、6250万円っていう多額のお金を、この『政権交代をめざす市民の会』に、で、それも、北朝鮮の、えー、拉致容疑者の側とつながりが疑われるとこにわざわざお金を出したのか。これまだ事件になってませんから、動機って言い方は適切じゃないかもしれないけど、その、動機になってるのは何ですかと、捜査当局側に聞いたら、いやそれは、菅さんが、そういういわば、これ警察の言い方で申し訳ないけど、その、左翼の中で、左翼陣営の中で、連帯、連携したくて、助けたかったんでしょうと、文字どおり言われたんですよ。それを国会答弁で直接出てきたっていうのは、あの、僕は大変びっくりしたんですが。その国会審議の過程からも、あるいは、そして、皆さんさっき言いましたとおり、捜査当局の綿密な調べの中で、民主党議員6人名前が出てきたんですね。で、6人のその民主党議員も、献金をなさってるわけですけれども、その中でも、まあいわば突出した形に見える人が2人いるんです。はい、ちょっと出して下さい」

村西利恵
「それが、鷲尾英一郎(わしおえいいちろう)拉致問題特別委員会理事と、黒岩宇洋(くろいわたかひろ)法務政務官。2人とも新潟選出の衆議院議員です

青山繁晴
「はい。これあの、僕は実は個人的にも非常にショック受けたんですけど、特にこの鷲尾さんの方ですね。ぼくはあの、たぶん一度もお会いしてないと思うんですが、前から名前よく聞いてたんですよ。というのは、民主党の中ではいわゆる保守派の方だと、いう評価が定着してて、で、拉致問題に熱心で、拉致被害者の家族の方と会ったりもしていると、熱心に活動してるんですよってことを聞いてて、そしてさらに現在、衆議院の拉致問題特別委員会の理事をなさってるわけですね。この方が関与してるってことを、ちょっと僕は話しながらも、未だに頭がこうガーンと叩かれたようなショックを感じるんですね。そして、こちらの黒岩さんの方ではですよ、あの、この方も僕はお会いしたことはありませんが、現職の法務大臣政務官ですね。で、法務大臣政務官っていうのは、要するに法務省の中の、あの、政務三役の1人ですから、例えば公安調査庁の情報を知りたいと言った時に、公安調査庁は断り切れないです。つまり、その、北朝鮮について日本が集めたインテリジェンス、機密情報に、直接触れる立場にあるわけですね。それが北朝鮮との関係が疑われる団体と、お金のやり取りがあるっていうのは、これも、まあ驚天動地の話なんですよ

村西利恵
「ほんとですね」

青山繁晴
「ええ。これもし、日本にスパイ防止法って法律があったならば、これとっくに、あの、強制捜査の対象になっててもおかしくはないです。今現在、日本にそういう法律ありませんから、これはフェアに申しますが、強制捜査じゃなくて今まで捜査当局の調べと申したのは全部、内偵ではありますけれどね。そしてその上でですね、その、捜査当局の調べによってだいぶお金の流れというのがはっきりしたんです。はい、それをちょっと出して下さい」

村西利恵
「図でご覧いただきます」

     0img6878_110713-18zu.jpg

青山繁晴
「はい。さあこれが大変でですね。これあの、まあ、これでも相当ややこしい話を、あの、わりと簡潔にしてるんですが。さっき僕たちもちょっと今、あの、言いかけて、あの、多少言い回し混乱しましたけれどね。この、現職総理と、それから前総理のお2人は、この『市民の党』を、ま、避けるかのように、関連する団体の、『政権交代をめざす市民の会』の方に、お金を、この2人合わせて7250万円もなさってるわけですね。で、ところがこの『市民の党』とですね、この『政権交代をめざす市民の会』っていうのは深い関係があってですね、これあの、あんまりややこしんで僕も基礎資料を確認しながら言いますが(ペーパー片手に解説)。まず、事務担当者が全く同じ人なんですね。えー、そしてこの、『市民の党』の関係者っての、これ関係者になってるけど、これあの、現職の市会議員や県議です、いろんなとこのですね。で、ここ(『市民の党』)に属してる地方議員がここ(『政権交代をめざす市民の会』)に献金しているという、ま、だからこれ非常に深い関係が分かるわけですね。そして、あの、実はここに書いてませんが、この、菅さんの資金源として、民主党の政党助成金も、実は疑われてるわけです。ということは私たちの税金関係してくるんですが

一同
「そうですね…」

青山繁晴
「つまりその党のお金は、ここ(『政権交代をめざす市民の会』)に入っていくわけですよね。で、党のお金がそこに入っていて、例えばさっき言った、僕がショック受けたこの鷲尾さんで言うと、この2つ政治団体、『わしお会』と『わしお英一郎東京応援団』てのがあるんですが、これもあの、基礎資料見ながら確認しながら申しますとね、これ実は『市民の党』とどれだけつながりが深いかというと、まず(『わしお会』)の所在地が『市民の党』と同じなんですよ(一同ざわ)」

村西利恵
「所在地が同じ…」

青山繁晴
「はい。で、『わしお会』で言うと、ここの会計責任者は、『市民の党』の代表の方なんです

山本浩之
「えっ」

青山繁晴
「『市民の党』の代表がここ(『わしお会』)の会計責任者をやってると」

村西利恵
「ええっ」

青山繁晴
「それから(『わしお会』の)事務担当者は、『市民の党』と同じ人。そしてこの『わしお英一郎東京応援団』の方は、ここも所在地が『市民の党』と全く同じで、そしてここの場合は、代表そのものが『市民の党』と、この『わしお英一郎東京応援団』と、同じなんですよ

一同
「ええーっ!?」

青山繁晴
「で、事務担当者もまた重なってるわけですね」

村西利恵
そのもの、って言ってもおかしくないですよね

青山繁晴
「そのものです。これは、関係があるって言うんじゃなくて、村西さん言ったとおりで、そのもの、同じ1枚の紙みたいな話ですよね。で、これが両方とも去年の夏に解散してて、それで今、鷲尾さんはどういう弁明をなさってるかというと、いや、もう解散してるからっていうことをおっしゃってるわけです」

山本浩之
「なにを言ってんの…」

青山繁晴
「しかし去年の夏、解散したからといって、このつながりがそれで何か変わるわけじゃないですよ、実際はですよ。そして、お金の流れを見るとですよ、これあの、この政治団体(鷲尾側)からこの『市民の党』にやっぱり、この菅さんや鳩山さんのようにお金を送ってるわけですね。そしてそのお金を送ってるだけじゃなくて実はこうやって、こっち側から、『市民の党』の側からお金がこう来てるわけですよ。つまりこれお金をぐるぐるぐるぐる、こう回してることになるわけです。で、それは法務大臣政務官の黒岩さんも、実は似たようなこう事情なわけですよね。そしてこの、政治団体(『越後の暴れん坊』)についても、この『市民の党』と、これもう一回基礎資料を確認しながら言いますと、事務担当者は同じ人なんですよ

山本浩之
「ええ〜っ?!」

青山繁晴
「で、この方は、今、黒岩さんは、この政治団体は関係ないとおっしゃってるんですが、これ変な名前でしょ?『越後の暴れん坊』。この暴れん坊っていうのは、これ実は黒岩さん学生時代にとても元気だったそうで、東大を中退してる方なんですけど、その、学生時代に暴れん坊って名前で呼ばれてたんですよ。だから、まあそれは、あの、偶然同じ名前(笑)、それちょっと考えられないけど、あるのかもしれないけど、少なくとも捜査当局は関係はないとはゆめ思ってないわけです。これ全部同じつながりだという見方を、してるわけですね。そして、じゃあ、さらにその、じゃあ『市民の党』というのは結局その、どういう政治団体なのかというと、えー、これは、捜査当局、公安当局の見方はこうなんです」

青山繁晴
公安当局の幹部によると、政治団体“市民の党”は、北朝鮮との関わりがある

青山繁晴
「はい。これも、基礎資料見ながら正確に申しますとね、この、『市民の党』の北朝鮮との関わりというのは、ここ(『市民の党』)の代表の方が、平成12年に北朝鮮に行って、そして『よど号』事件の関係者、これ『よど号』事件の関係者っていうのは、もちろん日本人なんですが、その、金正日総書記に媚びたのか、命令されたのか、ヨーロッパを中心に日本人を拉致していったんですよね。えー、それは、石岡さんとか松木さんとか、あるいは有本恵子ちゃんとか、そういうことがあったわけですけれども、この北朝鮮を訪れて、この『市民の党』の代表者がそういう人(『よど号事件の関係者』)と接触したっていうのは、これは実は確認されてる事実なんですね。従って、その、今まで皆さんに聞いていただいた話からすると、その、やっぱり、僕だけではなくて、どの方も、これ立場の違いを超えて、ま、日本社会、日本政治の深い闇というか、その北朝鮮というものに、ものすごく食い込まれているんじゃないかと。で、それがいわゆるその、捜査当局の言うところの左翼陣営ということにとどまらずに、僕らが、全てを総合的にフェアに判断すると、その、保守派、あるいはその、拉致事件の解決に熱心と思われてる人のところまで、しっかり手が伸びていて、で、それがこの政権の在り方に相当影響してて、下手をすると政党助成金がそこでぐるぐる回されていると、それから情報も実はそこで回されているという、恐れがあるってことは言わざるを得ません。で、その上で、今日最後に申したいのは、これを全部ネガティブに捉えるんじゃなくて、あの、僕は今この、菅政権の、この末期症状によってむしろ膿が出てると思ってます。今まで見えなかった膿がまあドロドロと出てる状態で、その、見たくないものをはっきり見るところからしか、本当の希望は出ませんから、私たちはこの際、捜査当局の調べを待つだけじゃなくて、あの、国会の、まさしく国政調査権も使って、調べるように、私たち有権者が国会に要求すべきだと思います」

山本浩之
「膿が出ているような今のこの状況の中で、一部を除いて、多くのそのマスコミっていうのが、これを正面から取り上げようとしないばかりか、全く触れないメディアもありますよね

青山繁晴
「あ、えっと、というか、ほとんど触れられない方が多いですね」

山本浩之
「多いですよね」

青山繁晴
「だからそのためにもね、国会審議でどんどんどんどんそれをやっていくと、その、メディアも取り上げざるを得なくなりますから、それが僕、肝心なところだと思います。それから最後に、さっきのあの、菅さんの国会答弁、予算委員会だったのか特別委員会だったのか、もう一度確認して、この番組の最後に、しっかり確認してお伝えしようと思います。はい」

山本浩之
「分かりました。えー、以上、“ニュースDEズバリ”でした」

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