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2011-08-12(Fri)

青山繁晴のニュースDEズバリ! 8月10日放送 歴史的な転換期を迎えた世界!円高・株安に秘められた真相を青山がズバリ

      

      

      

岡安譲
「さ、そしてこういった世界経済の動きについては、このあとの、“ニュースDEズバリ”のコーナーで、青山さんに詳しく解説していただけるということなんですが」

青山繁晴
「はい。あの、今、岡安さんが言ってくれた通りですね、今日はメインキャスターだから急に岡安さんと呼んで…」

岡安譲
「(笑)いつも『岡安ちゃん』なんですけど…(一同笑)」

青山繁晴
「普段は岡安ちゃんと呼んでるんですけどね(笑)。えー、だから本心は、岡安ちゃんなんですが、今、あの、岡安キャスターからその、世界経済の動きについて今日のコーナーってことを言われたんですけれども、ま、もちろん、その手がかりは世界経済の動きです。その、今、非常に本質的な危機が起きてますから。ただ今日コーナーでお話ししたいのは、その、経済だけのことに見えることがもっと本質的なことに直結してるからこそ、私たちは、今日このコーナーで一緒に考えるべきじゃないでしょうかということなんですね。えー、そして、だからこそ、今日のキーワードはこれです(フリップ出す)」

岡安譲
「『世界の終わりと始まり』」

青山繁晴
「はい。これあの、さっき、本番5分前ぐらいに、ディレクター陣と、このキーワードで行きたいと言った時に、青山さん、この文言、大袈裟じゃないですかっていう意見もありましたが」

岡安譲
「ええ、その直前に、はい」

青山繁晴
「いや、大袈裟じゃないです。あの、同時株安って今までいっぱいありましたでしょ?」

岡安譲
「ありました」

青山繁晴
「何度もありましたね。その度に大変だ大変だと言ってきたんですが、今回は意味が違うんです。まさしく、今までの世界が終わり、同時に、新しい世界の始まりです。新しい世界が始まるってことは、当然痛み、さっき(ストレートニュースの解説で)言いましたその、企業の中の切り替えのような痛みを伴うけれども、そこには必ず、新しい芽生えがあるわけですから。そのことを、考えたいと思います。一緒に考えたいと思います」

岡安譲
「世界経済をはじめにして、一体どんな動きが見えてくるのか。詳しくはコマーシャルのあとです」

(いったんCM)

岡安譲
「えー、このところニュースの話題の中心は経済問題です。で、今日の青山さんのコーナーも、入口は経済問題なんですが、そこから世界の本質が見えてくるというんですね。キーワードは『世界の終わりと始まり』。一体どんなお話なんでしょうか。青山さん、お願いします」

青山繁晴
「はい。えっと、まずこれ見ていただくと、その、今まで、アメリカの発行する国債、債券というのは世界で一番、安全なものだと言われてきたんですが、だから今まで一度も格下げてなかったですけど、史上初めて、ま、格下げってことが、あの、起きました。で、これで、同時株安も起きたので、えー、G7と言ってますけども、ま、経済の先進国7カ国の、財務大臣とか、中央銀行の総裁が、ま、普段だって集まるんですけど、これあんまりにも急ぐっていうので、電話会談やったんですよね。で、その電話会談で、おととい(8月8日)、その共同声明ってのが出たわけですけど。そのおとといの共同声明っていうのは、正直、僕が読んでも、ま、今までと同じように、緊急に連携しなきゃいけませんね、頑張りましょうみたいな、抽象論ばっかりだったわけですが、それについて、当然日本の財務大臣、日本の財務大臣はその電話会議にもちろん出てますから、何を言うかが非常に、国の内外で注目されたんですが、野田さん、こういうふうにおっしゃったんですね。はい、出して下さい」

村西利恵
「おとといの『G7緊急共同声明』を受けて、野田財務大臣は、『G7の声明に、為替に関しても入れるべきと話した』と述べました」

青山繁晴
「うーん、これいつも、この『アンカー』で申してるんですけど、ニュースというのは本当はオモテの発言から、実はずるっとウラが見える」

村西利恵
「このウラは…」

青山繁晴
「(写真示して)うん、野田さんのこの辺りから後ろが、ずるっと見えると。後ろにいる人のことじゃなくて(一同笑&ざわ)、もっと奥が見えると、いう感じするんですね。これね、まず、G7の声明に、今言いました共同声明に、為替に関しても入れるべきだと私は言ったんですよと、こうやってもう胸を張ってるわけですよ」

村西利恵
「自分の成果を強調している…」

青山繁晴
「成果を強調してるんですが、ということは、もともとは、為替に関しては話してないんだよねってことですよ

一同
「ああー」

青山繁晴
「でしょ?だから、その緊急電話会議やったけど、円高が大変だよね、円高じゃいけないよねって話は、出てませんということになるわけですよ」

岡安譲
「世界ではそれが話題にすらならないということですか」

青山繁晴
「ええ。円高でいいじゃんって話になってんじゃないかっていうのが実はここでもうほんとは分かるわけですね

一同
「ああー、そうですね」

青山繁晴
「残念ながら新聞、テレビでそういう報道は全然ないですけれども、本当は、普通の国民の方々が普通に見ていただけると実は分かるわけですね。ま、その野田さんが言ってる根拠ってのをまず見るとですね、共同声明の中にまずこういう言葉があります」

村西利恵
「為替レートの過度の変動や、無秩序な動きは経済に悪影響」

青山繁晴
「うーん、これも、ま、原文の英語も含めて、確かにあとで突っ込んだような文章になってるわけですよね。えー、まあこれもあるよねってことをいちおう言いましょうっていう、ニュアンスですけれども、だから、その野田さんが、ま、胸を張ってるようにですね、この過度の変動、つまり円高、行き過ぎたドル安、ユーロ安、そして円高っていうのは、無秩序になってしまうから、経済に悪影響があるよねと。そうは書いてあるんだけど、だからどうする、はないわけですよ」
 

一同
「うん」

青山繁晴
「だから、あの、例えば日本は今、市場介入をやってますけれども、やりましたけれどね、始めましたけれども、それを、日本1カ国でやったらそんな巨大な世界の為替マーケットに対抗できるわけはないから、当然欧米と、連携するんですが、とは言ってないわけですよ」

岡安譲
「いわゆるその、協調介入という…」

青山繁晴
「協調介入。協調介入の約束はないわけですね」

岡安譲
「ないんですか」

青山繁晴
「但し、これから先も協調介入がないとは絶対言い切れないけれども、しかし非常に気になる言葉が書いてあって、それはこれです」

村西利恵
「市場で決定した為替レートを支持」

青山繁晴
「はい。これ皆さんびっくりするでしょう?だって、あの、もう過去形になっていて、今までのマーケットで決まった為替レートは支持するって言ってるんだから、これ例えばさっき、お話に出てた輸出企業からしたら、えー?!と」

岡安譲
「えー?!ですね」

青山繁晴
「70円台、1ドル70円台を支持するのかってことにこれは当然なりますよね。ということは、この、この話もですよ、これから先60円とか50円になるんだったら、それは考えますけれども、今の77円とか、場合によっては76円も含めて、まあしょうがないのかっていうふうに読めるわけですよ。で、従って、これを野田さんが胸を張るっていうのは、胸を張ってみせなきゃいけないのかもしれないけど、この顔見るとどうも本心で胸を張ってるみたいだから。野田さん、意外にも顔に表れる人なんですよ。最近官僚的な物言いが過ぎるからそう見えないだろうけど、本来は顔に出る人。だから、ちょっとそれは、やっぱり認識が違う、つまり、その、円高を話し合うために、この緊急電話会議をやった、というふうに野田さん自身も多少は思い込んでるんじゃないか。つまりその、財務官僚の手の平で、そう思い込んでしまってるんじゃないかっていう疑いもありますね。じゃあその上で、本当に話し合われたのは何かというのは、それが非常にショッキングなんですけれども、これです」

村西利恵
G7で話し合ったのは、基軸通貨がなくなる、つまりアメリカ支配の終わりについて話し合った

青山繁晴
「はい。これはですね、あの、基軸通貨っていうのは、もちろんドルのことなんですけれども、これあの、何となく決まっていったんじゃなくて、本当は、第二次世界大戦、ま、あの、このスタジオにいる人間まだ生まれてませんけれども、えー、第二次世界大戦が終わる1年ぐらい前の、1944年7月のことですね、えー、アメリカのブレトン・ウッズっていう所で話し合いが行われたんですね、えー、40数カ国集まってですね、もうどうせ戦争はたぶん、日本やドイツが負けて終わるんだから、戦後どうするか。で、それまでは、イギリスのポンドが基軸になってたんですけども、それを、戦争が終わったならば、アメリカのドルに切り替えましょうってことを決めたわけです。だから1944年ですから、もうそれからずーっとの間ですね、えー、70年近く…」

岡安譲
「67年、そうですね」

青山繁晴
「はい、60数年それが続いてきた。で、その間には例えば1ドルが360円だった、固定相場だったのを、変動相場に切り替えたり、色んな変化はあったけど、でも、ドルがずーっと基軸で、で、ドルを通じて、その、アメリカが支配する体制がずーっと世界を、ま、世界で続いてきたわけですね。で、アメリカが、その、支配すると、いう言い方もできるけど、同時にそれはアメリカを頼みにするってことでもあって、ま、日本がアメリカ頼みってよく言われることですけども、それだけじゃない、本当は世界中が、アメリカ頼み、ドル頼みでやってきた。ところが、今回のドルの不安、ドル安っていうのは、あの、単なる一時的なことじゃなくて、根本的なことがあってですね。で、それはどうしてかというと、皆さん今から3年ぐらい前を考えていただくと、2008年のこと、リーマンショックってのありましたね。で、その時に、ま、先週の『アンカー』でも申しましたけれども、サブプライムローンって無茶な話があって、要するに、支払い能力がないと、ほんとは分かってる人に、住宅ローンだったら貸してもいいよっていう間違った政策をアメリカもとっていて、そして民間の、その債務が、焦げ付いた債権が、山のようにたまってしまって、それを政府が肩代わりしたんですね。ところがアメリカ政府といえども金庫はカラですから、どうしたかというと、アメリカ政府が新たに借金をして、えー、それで、つまり国債を発行したわけですね。国債っていうのはつまり国の借金ですから。それをアメリカだけじゃなくて、もう日本も含めて世界中がそれをやったわけですよ。ということは、国の借金がどんどん膨れ上がっていくから、やがては、国の、その歳出、つまりお金が出ていくのを少なくしなきゃけないし、国の歳入、国に入ってくるお金を増やさなきゃいけないことが分かっていたのに、結局3年の間、何もできないで、やがて危機が来ると分かっているのに何もできないまま今日(こんにち)のことを迎えたんですよ

岡安譲
「起こるべくして起こったということですね」

青山繁晴
「3年ですよ。3年の間、来るのに、手を打てなかったってことは、逆に言うと、打つ手がないってことなんですよ。もはや、もうアメリカ政府も含めて、打つ手がないんだと、そういう、つまり、アメリカが世の中を動かしてくれるってことがもう終わる、これは世界が終わると言っても決して誇張じゃありません。だってもう一回言いますよ、70年近く、それで世界はやってきたんですから。それが一番象徴的に表れたのはこれでした」

村西利恵
「オバマ大統領は日本時間きのう未明の会見で、『格付け会社が何と言おうとも、アメリカは、これからもずっとAAA(トリプルエー)国家であり続ける』と、話しました」

青山繁晴
「はい。オバマさんは、あー、アメリカで、アフリカ系アメリカ人、つまり黒人として初めて大統領になった人ですよね。それを支えたのは演説ですよ。演説の天才であることは間違いがない。オバマさんが一生懸命考えて言ったのがこれだった。AAAってのは格付けのことを言ってるわけですよね。Aが3つ並んでると。格付け会社ごときが何を言ってもアメリカはAAAなんだと、考えた末に言ったら、どうなったかというとこれです」

村西利恵
さらに株安へ

青山繁晴
「はい」

村西利恵
「逆効果?」

青山繁晴
「全く逆効果で、これは、こんなこと言ってる暇があったら具体的なこと言ってくれよということだったわけですね。で、そのあと、その、アメリカの自主的な中央銀行が、じゃあ、その、ドルをもっとジャブジャブ市場に出しますよと、さっきストレートニュースでやった、話はしたんですけれども、しかしこれは象徴的です。すなわち、アメリカ政府としては、実は打つ手が根本的にないんじゃないかということを、株式市場が問いかけたってことですね

岡安譲
「うーん」

青山繁晴
「で、それがさらに、株の世界だけにとどまらず、何を意味するかというと、これです」

村西利恵
アメリカの信用が失墜したということで、リーダーなき世界になってしまうと

青山繁晴
「はい。あの、さっき言いました通り、第二次世界大戦を契機に、このイギリスからアメリカに、世界の中心が移ったわけですよね。ということはアメリカもいつかそりゃローマ帝国と同じで、終わり来るだろうから、アメリカのあとに次のリーダーが、まともなリーダーがいるんであれば、世界はいわば続いていくわけですよ」

岡安譲
「ちょっと待って下さいね。となったら、今、巷では、中国というのが非常に大きな国家です、勢いもあるというふうに見られているんですが、それはリーダーたり得ないということですか

青山繁晴
そうです。たり得ません。その、岡安ちゃん、岡安キャスターが言った通りね(呼び方言い直したので一同笑)、言った通りだからここに中国の国旗、五星紅旗も載っけて、ここに地図も出してあるんですが、皆さん、これ独裁国家です。ね。アメリカは戦争ばっかりしてる困った国だけども、でも民主主義の理念を掲げて、世界が何とか民主主義、つまり普通の人の権利を大事にしましょうということだったでしょ?ところが世界、じゃあ中国をリーダーにしてもう一回独裁、あの、大昔の独裁国家がいっぱいあったような時代に、戻るんですか?(笑)」

一同
「確かに…そうですね…」

青山繁晴
「ね。そりゃもう笑ってしまう話です。で、何よりも、通貨の人民元が、自由に流通できないんです。中国共産党の指導の下に、えー、値打ちを決められる通貨ですから、それを世界の基軸通貨ってことは、これあの、中国が好きとか嫌いとか、そんな話じゃない。あの、共産党独裁をどう評価するかの話じゃなくて、現実問題、そんなことは全く不可能です。ね。地球が火星にならない限り。(首を捻って)いや、火星になってもどうか知りませんが、不可能なんで、だからこれまずダメなんですよ。じゃあユーロはどうなのかと。ね。この旗は見たことないって人もいるかもしれませんが、これはユーロ、あ、ごめんなさい、EU、ユーロを持ってる、統一通貨ユーロを持ってるEUの旗です。ね。これEU全体の旗なんですが、EUは、まさしくアメリカに成り代わろうとしたんじゃなくて、アメリカ頼みじゃなくて、2つの極にしたいと。ね。アメリカに対抗できるようにしたいってことで、どんどんこれ、こうやって伸ばしていったんです、拡大していった。その結果は、例えばこの辺りのギリシャとかを呑み込んだために、弱い部分を呑み込んだために、ギリシャの国家、あの、破綻を防ぐために、強いドイツとか、あるいは、ドイツよりは弱いけども、しっかりした経済もあったフランスなどが、一生懸命こうギリシャなんかに、その、自分の援助をしなきゃいけないから、やっぱり全体がもうこうやって傾いてるから」

村西利恵
「なるほど」

青山繁晴
「EUの先行きはないと見られて、ユーロが安くなってるわけですね。その意味からも円が高くなってるわけです。こないだ僕はイギリス、フランスに出張した時に、円の値打ちが上がってるのでもうびっくりしましたけれどもね。逆に言うとユーロが、どんどん下がっていってるわけです。ということは、ユーロは、じゃあこういうその、弱い国々も切り捨てられるのかと。ね。それEUの基本理念に反するんじゃないかってことになって、これもリーダーは当面は少なくとも難しいです。じゃあ他に何があるのか。この、ほんとは例えばインドとかありますけれどね。インドを考えたら、今の例えば、インドの現実の問題、ひどい児童労働があったり、その、とても、ま、制度としては民主主義だけども社会的に民主主義とはとても言えない」

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「そういう問題を克服するのに、10年でききますか?それは、これも、その、インドがいい悪いじゃなくて、現実問題として、やっぱりそれは20年30年かかるんですよ。その間、世界どうすんのか。ずーっとその、リーダーのない世界でいなきゃいけない。そしてこれが、一番どこに負担かかってくるかというと、ここに私たちの日章旗がありますが、こういうことなんです」

村西利恵
リーダーなき世界で、日本に負担がのしかかる

青山繁晴
「はい。日本にこそ、負担がのしかかってくる。これはどういうことかと言いますとね、これあの、全く具体的な話なんですね。その、アメリカは今後どうするのか。その、さっき言いました通り、その、歳入を増やす、国の収入を増やす、例えば増税ですけども、皆さん、オバマ大統領は、来年の11月に大統領選挙なんです。それまでに、増税なんて言えるはずがないんです」

岡安譲
「確かにそうですね」

青山繁晴
「だからこれから1年以上の間、もう増税の件はタブーなんですよ。そうすると、アメリカが、当面どうするかというとですよ、中央銀行のやる仕事以外に何ができるかというと、出ていくお金を減らすことしかありませんね。で、出ていくお金のうち、社会保障や教育減らせないっていうの、オバマさんがもう明言しました。それがアメリカの民主党政権の、いわばその、軸でもあるから。じゃあ何を減らすかというと、これは、もう一つしかないんですよ。はい、岡安キャスターどうですか?」

岡安譲
「これは軍事費、防衛費…」

青山繁晴
「あ、その通りです、はい、打ち合わせなしなんですが。えー、ニュー・サブキャスターに聞くべきだったかな(一同笑)」

岡安譲
「それも一つの手でしたよね(笑)。林くん(林弘典キャスター)、また次の機会に…」

青山繁晴
「はい。えー、林ちゃん、でも、林ちゃんごめんなさいね、林さん、でも言いにくいな(笑)」

岡安譲
「林ちゃんでいいですよ(笑)」

青山繁晴
「林ちゃんでも答えられ、当然答えたと思うんですけど、軍事費以外にないんですよ。軍事費を削るっていうのは、アメリカは9・11同時多発テロもありましたから、国内の守りを弱くすることは絶対できませんから、その、海外に今まで展開してきた軍事力を、アメリカの領土内に、もう今も下げつつあるんですが、もっと下げていかなきゃいけないってことに必ずなります

村西利恵
「日本にある基地も例外じゃないですね」

青山繁晴
「そうです。だからこそ、その、日本がこの、日本国だけじゃなくて東アジア、ないしは西太平洋も含めてですね、本当は安全保障の負担が、非常に大きくなっていく。日本は、その、財政赤字がすごいですから、その、どんどん防衛費を削っていってるわけですよね。それなのに、日本に負担がやってくるってことで、当然、これは影響が一番来るのは日本なんですよ。ところが、しかしこれは、こういうことでもあります。はい、出して下さい」

村西利恵
一方で日本は、独立自立の大チャンス

青山繁晴
「はい。今日は、あの、第二次世界大戦の前、終わる前の、1944年から実は話始まったんですけどね、その話の中心の一つは実は日本が二度と立ち上がらないように、日本は有色人種として初めて例えばアメリカ海軍と戦ったんですから、日本にだけは、本当の独立自立をもたらさないと、いうことが、実はずーっと長いこと世界を支配してきた、考え方でもあったわけですよね。で、中国や韓国が日本の戦争責任をずっと声高に言うのも、実は中韓だけじゃなくて世界中のそういうことが背景にあったからです。しかし、それがとうとう、もうアメリカが負担できなくなった以上は、日本の高いモラルや、高い技術、それと、私たちは、自前の、オリジナルな民主主義をずーっと培ってきて、これは今の政治がどうであろうとも、日本の民主主義っていうのは本当の民主主義として、世界に信頼されてます。これは、仕事で世界を歩いてきた僕の一番の実感ですから。だから、当然、日本は、本来の、つまり、もう70年ぐらい前の戦争の話じゃなくてですね、現在の日本、そして子々孫々の未来の日本として、独立自立して下さいということになるんですから、これは、大きなチャンスが巡ってきた、そのちょうどタイミング合わせて、皆さんこれがあるわけです」

村西利恵
「今月末にも、民主党代表選挙へ」

青山繁晴
「はい。僕は今日ストレートニュースのとこで、菅さんがもう、何月何日に辞めようかってのはそれは大した話じゃないと申したのは、もう、いわば歴史的使命はもう終わっててですね、新しい首相が、次の世界に、つまりリーダーなき世界の中で、リーダーなきってことは、その、日本も含めて多極になるわけです、大きな極になる、その中で日本はアジアに対して大きな責任があります。それをどうするかが問われる、ね、代表選挙を行われる、というのは僕は日本は実は、世界の運命とカチッと、歯車が噛み合ってきたと思うんですよ。それは、実は日本にとっては、その、大きな課題であると同時に、やっぱり私たちの新しい、国家になる大きなきっかけだと思いますから、後半に向けてのキーワードはこれです(フリップ出す)」

村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『芽』。民主党代表選挙の構図とポスト菅の行方について、このあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

岡安譲
「青山さんのCM前のキーワードは『芽』でした。リーダーなき世界で果たして民主党代表選からこの希望の芽が生まれるんでしょうか。青山さん、解説をお願いします」

青山繁晴
「はい。えー、後半の解説の前に…」

岡安譲
「あ、そうですね、僕、あの、一つ質問があるんですけれども。あの、アメリカは今まで軍事力を背景に世界を支配してきたわけではないんですか?というのは、ドルの支配が終わったからといって、必ずしもアメリカ支配が終わらないんじゃないかという疑問なんですが」

青山繁晴
「うん、あの、まずアメリカの軍事力っていうのは例えばイラク戦争、を通じて、新しいテロリストの戦い方には通用しないってことが分かってしまって、だから軍事力の支配自体が、弱くなってるんですよ。で、それと、実は岡安さんの、岡安キャスターの質問とても大事なのは、その、本当に世界を支配してきたものは、アメリカ軍よりも、ほんとはアメリカ軍も支えるところのドルだった。どうしてかというと、アメリカはさっき言った通り戦争ばっかりしてきましたが、戦争、一つだけしてない、大事な相手ありましたよね。林さん」

林弘典
「戦争をしていない国?」

青山繁晴
「アメリカが戦ってない国」

林弘典
「……」

青山繁晴
「はい、時間切れです(一同笑)。これは、もちろんソ連なんですよ。旧ソ連」

林弘典
「ああー」

青山繁晴
「だって米ソが対決してたのに、ソ連とだけは戦争しなかったでしょ?もちろん核戦争が怖かったからだけれども。戦争しなかったのに、ソ連は自分で崩壊しましたね。だから軍事力だけで、アメリカは世界を支配してきたはずはないんですよ。どうしてソ連が、アメリカと対抗しきれなかったというと、ソ連の通貨のルーブルでは、もう全然その、対抗できなかったということなんですよ。従って、その、ドルこそがアメリカの支配の支えだったわけですね。で、その、ドルに対して、今、信頼が弱くなってるっていうのは、アメリカの借金が、日本円に直すと1100兆円になってしまっていて、とんでもないから、ということなんですが、日本の借金、国家としての借金全部合わせると900兆円だから、単純に言うと日本はマシなように見えますけど、本当は経済の規模が違いますから、その、GDPと比べると、アメリカはだいたいGDPと同じぐらいの借金、日本は2倍の借金ですから。だから、まさしく今回代表選挙をやる、新首相を選ぶ、その時に何が争点になるかというと、国内外から注目されてるのが、その900兆円の借金どうしますかっていうことなんですよね。そして皆さん、こういうのって何かこう、あの、運命絡み合うもので、今日、まさしくこの10日に、こういうことが起きたんです。はい、出して下さい」

村西利恵
「野田さん、馬淵さん、海江田さんというポスト菅の有力候補3人が、同時に論文を発表しました」

青山繁晴
「はい。これ実際には文藝春秋、今日発売の文藝春秋に、3人のいわゆる論文がずらっと並んでるんですよ。僕は本当に、ご自分が書いたかなってのは多少疑問を持ちましたけどね。こう喋ったことを、ライターがまとめて、で、見出しは編集部が付けたんじゃないかとも思いましたが、ま、その辺は分かりませんけれど。まず海江田さんから言うと、もう海江田さん、この論文でアウトです」

村西利恵
「アウト?」

青山繁晴
「ええ。海江田さんとも僕、長い付き合いですけれども、ご本人ここにいらっしゃっても同じことを申します。というのは、もう菅さんに対する恨み節だけなんですよ。菅さんがひどかったから自分は大変だったってことをお書きになっていてですね。しかしね、菅さん、もう辞める人なんですよ。ね。これやるんだったら、もう1カ月前に、この論文出してなきゃいけないです。で、従って、国会で、涙をこぼされたことも含めて、もう海江田さんは、ここに有力候補と書いたけども、かつては有力候補だったかもしれないけど、もう実質的にもう無理だと思いますね。じゃあ注目は残り2人なんですが、まずその、野田さん、現職の財務大臣ってこともあって、実はこの論文というやつの、中身、海外でも注目されましたが、読んで、僕は愕然としました。はい、出して下さい」

村西利恵
「野田さんの論文の抜粋です。タイトルは、『今こそ“中庸”の政治を』。『政府・与党は、6月30日に社会保障・税一体改革の成案をまとめました。(中略)私は覚悟をもってこの一体改革を実現していきたい』」

青山繁晴
「これはですよ、一般的には野田さんは、増税をあえてやって、えー、財政赤字を減らすと、いう路線だと見られている」

村西利恵
「そうとれますよね」

青山繁晴
「ええ。それを、はっきりご自分の考えとして書くならまだいいんですけれども、政府・与党は6月30日に、その、増税しても、社会保障と両立、増税して両立できるように一体で改革するってこと決めましたね、私はそれをやるんですと言ってるから、じゃあ新しい首相になる意味はどこにあるんですかということになりますよね(一同苦笑)。要するにご自分が何をなさるかっていうのが、実は窺えなくて、あの、長い論文なんですけれども、読んでいくうちに、まああの、眠くなるっていうか肩が凝るっていうのか、もうこれお役人が書いてももうちょっと、読みやすいんじゃないかと思ったんですよ。で、その上に、タイトル、中庸の政治っていうようになってるんですけどね。これあの、野田さん、僕は実は党内を見てるんじゃないかなって疑問を持ちます」

一同
「ああー」

青山繁晴
「というのは、もう党内めちゃくちゃですよね、小沢・反小沢で。だからそれを見てると、もう、あの、小沢・反小沢で分裂したら、その、民主党が分裂して、次にその政権失うのは明らかだから、とにかく両方が仲良くできるようにって、そこに意識が行ってるんじゃないか。というのは、世界の経済危機の中で、中庸って言って、できるんですか?中庸と言ってて、例えば増税のような痛みが出ることをできるんですか?その時に日本でやってない、例えば食料品とか生活必需品には非課税というような思い切ったことが、中庸でできるのかっていう根本的な疑問が、どうしても出てしまう。じゃあ次の馬淵さんはどうでしょうか」

村西利恵
「馬淵さんの論文のタイトルは、『一匹狼の挑戦状』。『増税に舵を切るべきではない。(中略)緊急事態下であるから2009年マニフェストを見直さざるを得ない部分が出てくるかもしれない。(中略)財源の問題も含め、判断していくべきだろう』」

青山繁晴
「はい、まずこの一匹狼の挑戦状っていうタイトル、これさっき言った通り本当は編集部が付けるんですが、でも本人も納得して付けたわけですね。これ読むと、これ見ただけで、ああ、小沢さんの支持がないと、あの、推薦人20人もう本当は危ないのかもしれないと。だから、どっかで小沢さんと妥協したいんだろうなってこと窺えるんですが。その上で、これ(増税に舵を切るべきではない)小沢さんがずっと言ってることですね」

一同
「そうですね」

青山繁晴
「さっきのニュースでもありましたね。だからこれ小沢さんと仲良くできますよって言ってるんですが、じゃあ、どうやって、えー、その財政赤字減らすか。少なくとも、バラマキのマニフェストってのは当然やめなきゃいけないと、いうことになるんですが、これを、この、緊急事態だから、見直さざるを得ない部分が出てくるかもしれない。ね。そしてその財源の問題も含めて、判断していくべきだろうって書いてる。あなた評論家ですかと。ね(一同笑)。あなた評論家だったら、代表選挙なんか出るのやめたらどうですかと、いうことになってしまって、これも肝心なところスルッとこう、逃げてるところがあって。その上で、こういう時になると必ず出てくるキーパーソンが、この方ですよね」

村西利恵
「『代表選の出馬について、みんなが推してくれて目指すなら、裁判の結果が明確になってからだ』と小沢元代表が話したと、この平野貞夫元参議院議員の講演で明らかになりました」

青山繁晴
「はい。平野さんはこの『アンカー』にも参加、時々してくれる、ほんとに小沢さんの最後に残った側近で、だから平野さんが言う小沢さんの話ってのは基本的に嘘はないんですが、これ見るとびっくりするでしょ。え?小沢さんがやっぱり代表選挙に出るのかと。ね(一同ざわ)。違います。本当はこうです。はい、出して下さい」

村西利恵
「本意は、意に沿う人を立てる」

青山繁晴
「はい。だって皆さん、裁判の結果っていつ出るんですか?ね。あの、初公判が10月6日って決まりましたでしょ。そして、ま、急いでも来春ぐらいですよ。代表選挙はもう今月の末におそらくやるんですよ。まさか来年の春になるわけないから、小沢さんもそんなこと百も承知で、要するに自分は出ないよと。しかし、本当は自分が出て、マニフェストを絶対変えるなとか、増税するなってこと言いたいんだから、それに沿う奴が出たら、俺が支えてやるぜっていうことなんですよね、本当の意味は(一同同意)。だから、全体の構図としてはこうなります」

村西利恵
「今までの話を総合すると、こういう図ですね」

青山繁晴
「はい。こういう図になるんですが。まずここにビリビリってこうひび割れが入ってるけど、これは相変わらず、反小沢・親小沢という構図が基本的にありますねってことなんです。野田さんは中庸って言ってんだから、こっちにこう乗っかりたいんだろうけど、でも、増税する以上は小沢さんとやっぱり合わない。そして、ここに例えば前原さんがいらっしゃって、その、意欲的、北方領土にも行かれて意欲的に見えるけど、野田さんが出ることも含めて、今回は僕は出ない可能性の方が強いと思います。ね。で、その上で、こっちは、小沢さんの支持が、まず馬淵さんに来たら、馬淵さんは、若さも活かして出るであろうと。しかし話し合いが上手く行かなかったら、そこに鹿野さんが代わりに出てくる、小沢系の候補として。そして、同じ小沢さんでも、これ小沢鋭仁さんていう方ですが、一般的には知名度がないですけど、ご本人はとても、自分に自信を持ってる方です。この方も古くから知ってますけれども。だから、だからじゃなくてその上で、この人は、鳩山系なんですね。ということは、鳩山由紀夫前総理と、小沢さんの話が水面下でできれば、実はこういう人(馬淵・鹿野)よりも、ね、あるいは自分で勝手に出るかもしれないけども、こういう人(馬淵・鹿野)よりも、その、小沢一郎さんと鳩山さんが談合したら、こういう人(小沢鋭仁)がぐっと出てくる場面はあり得る。しかし、小沢一郎さんはおそらく小沢鋭仁さんをあまり評価してないから、もしも小沢鋭仁じゃ嫌だと言った場合にはもう一人、隠し候補がいると思います。それはこの方です」

村西利恵
「それが平野元官房長官(一同驚き)」

青山繁晴
「はい。鳩山さんの側近として、えー、知られた人ですけど。ご本人は意欲あると僕は思ってます。えー、そしてそのさっき言いました小沢さん鳩山さんの話し合いによっては、平野さんが出てくる可能性もあります。えー、これが、代表選の構図なんですけれども、その、話、今まで聞かれるとですね、その、キーワードは『芽』ってなってるけども、一体どこに新しい希望の芽があるんだと、いうふうに思われたと思うでしょ?実は、これに関して、あります。はい、出して下さい」

村西利恵
「それが、民主・自民・公明の3党できのうマニフェスト『見直し』で合意したこと」

青山繁晴
「はい。これ、こんなことが芽になるのかと思われるかもしれませんが、しかし、経過、理由は色々あっても、とにかくマニフェストのバラマキではダメだねっていうことを、これいったんもう合意したんですね。これまさしく芽です。すなわち、その、世界の経済を考えたら、世界の実情を考えたらですよ、2009年にやった選挙の時に、こういうことに対して、民意もいったん、民意としてはイエスを出したから政権交代したんですね。これを、考え方を変えましょうっていうことになりますから、芽であり、そして最後に申しますが、代表選挙、このまま行くと、民主党の規定では、党員やサポーターに外国人が、年間6000円あるいは年間2000円の会費払ったら、なれて、党員・サポーターが参加したら、外国人が参加する代表選挙が行われてしまう。そのことも含めて、皆さん民主党員でなくても、こういうマニフェストの見直しも前に進めて、新しい日本の経済を作る、問題提起をして下さいと、いうことを国民の側から、早く呼びかけないと代表選挙終わってしまいます。私たちも声を挙げるべきだと思います。はい、以上です」

岡安譲
「はい。ありがとうございました。以上“ニュースDEズバリ”でした」









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2011-07-15(Fri)

青山繁晴のニュースDEズバリ!  7月13日放送 原発問題で隠れる“巨額献金”菅首相だけでなく民主党ぐるみか?深い闇の真相を青山がズバリ!

      

      

山本浩之
「えー、今日の“ニュースDEズバリ”のコーナーでは、この原発をめぐる菅政権の動きについてお話をいただくんですが、1つ目のキーワードが、『民主党政権と原発と北朝鮮』と。で、青山さん曰く、菅総理のある企みがと。その企みの中身とは一体どのようなものなのか。さっそくお願いしたいと思います」

青山繁晴
「はい。まず皆さん、この、最初の絵を見ていただくと、ここに大混乱ってあって、こう、ある種、平然とした表情の菅さんと、それから、もう、半泣きの海江田経産大臣と、そして、えー、福島第一原発の、絵、あ、違いますね、えー、原子力発電所の絵が出てるんですが(玄海原発。番組最後に説明あり)。あの、これ直接の契機っていうのは、玄海原発なんですね、九州電力の。えー、僕も何度か行ってるんですけれども、ま、あの、朝鮮半島に一番近い原発として、実は世界の注目でもあるんですけど。それがどうして大混乱になったかというと、その玄海原発は、その地元の町長さんと、それから佐賀県の古川知事が、その、定期検査もう無事に終わってるんだから、再稼働、再起動することに積極的で、前向きだったから、そこに海江田さん期待をかけて、足を運んで、ま、事実上合意ができて、古川知事は、最後に、菅さんが、地元に来てくれるかあるいは官邸で会ってくれて、菅さんも、その、ちゃんと保証しますと、総理大臣が言ってくれたらもう再起動ですと。そこまで話ができたら、突然菅さんが、あー、しばらく黙ってるように見えたけど、本当は海江田さんに対して、会いたくないと。知事と会うなんて嫌だってことを言ってでですね。で、海江田さんが、えっ、行く前に、そういう話も含めて相談してから、佐賀の玄海に行ったじゃないですかと言ったら、それには答えずに、とにかく会いたくないと。で、もう海江田さんとしては、もうそこですでに半泣きになってたら、突然、内閣総理大臣が、ストレステストってのをやるんだと、ヨーロッパでやってるだろうと言われて、それで海江田さんとしては当然、こういうの、普通はハシゴを外されると言うんですが」

山本浩之
「そうですねー」

青山繁晴
「もうほんとに半泣きから、実際に、あの、涙をこぼされたという状況になったわけですね。もうはっきり言うと海江田さんも情けないですよ。泣いてる場合じゃないですからね。で、その上で、その、そういう混乱を収めるために、その、政府が統一見解なるものを出してきましたよね。それちょっと見ていただけますか」

村西利恵
「政府の統一見解として、原発の安全性確認の手順がおととい(7月11日)発表になりました。EUのストレステストを参考に、事業者、つまり各電力会社が『評価』、そして原子力安全・保安院が『確認』、原子力安全委員会が『妥当性を確認』という役割で、1次評価は、定期点検中の原発の安全性を評価し、再稼働するか判断する。2次評価は、全原発の総合的な安全を評価し、運転を続けるのか、やめるのかを判断するというものです」

青山繁晴
「はい。皆さん、もう、これ(笑)見ただけでちょっとうんざりしたんじゃないかと思うんですが(一同ざわ)」

村西利恵
「字が多くて申し訳ないです」

青山繁晴
「いやいや、あの、村西さんが、なるべくこうやさしーく読んでくれたんだけど。で、これでもだいぶ字減らしたんですよ、あの、元々の案よりはね。で、これあの、何かいっぱい書いてあるんだけど、簡単に言うとですよ、なぜか突然EU、その、ヨーロッパでやってることを入れて、参考にって言ってるけど要するにそれを真似っこして、で、電力事業社がもう一回、何とヨーロッパ風に、もう一度その自分たちのあの、原子力に関わる仕事の中身を、自己評価して、それを、原子力安全・保安院と安全委員会が、その、評価するんだと。それだけでも何で、それをまたやらなきゃいけないかよく分かんない上に、(評価を)2つに分けてあるんだと、いうことなんですよ。で、これ、実は、もう僕は奇怪と言わざるを得ない、この、計画だと思うんですけれども、ま、今の報道では中身がはっきりしないとか、場当たり的だというその、報道ばっかりありますけど、そういう見解だけでは全然足りないと思います。もっと具体的に見るべきで、まず第一はこれです」

村西利恵
「不可思議なストレステストその1。本当は統一されていない『政府の統一見解』(一同失笑)」

青山繁晴
「はい。これ、あの、僕は、日本のメディアの在り方にも問題あると思うんですが、お上が、政府が統一見解って言ったらずっと統一見解と言ってるでしょ?しかし、中身をもう、一目でも見たら、全然統一されてないって実は分かるんですよ。はい、これ出して下さい」

村西利恵
「海江田さんは1次評価の合格で再稼働させると言っているのに対し、菅総理と細野さんは1次評価が合格でも再稼働しないと、考えていると」

青山繁晴
「はい。ほんとに海江田さん最近こういうあの、表情ばっかりになってるけど。だって、その、法律に基づいて、定期検査をやって、で、その定期検査の結果を、法律に基づいて、原子力安全・保安院が調べて、それで確認とれたら再起動っていうことになるわけですから、法律で定まってる以上は、その、今の計画では1次評価に当たるところだけで、再起動を…」

山本浩之
「再稼働ですね」

青山繁晴
「ごめんなさい。ま、再起動というのも」

山本浩之
「言うんですか?」

青山繁晴
「言うんですけどね。再起動、再稼働、させると、いうことを、何度も言ってるわけですよ。その、海江田さんも、ちょっとムニャムニャした言い方で、その、再起動、再稼働させることもあり得るって言い方をしてるけど、その、少なくとも経済産業省の内部の中で言ってるのは、させると言ってるわけですよ。ところが、この内閣総理大臣・菅直人さんと、それから最近、もうはっきり言うと、権力に擦り寄る姿勢が僕は目立つと思ってますが、細野さん、ね、原子力担当大臣になって、もう(海江田大臣との)住み分けもよく分かんない、この細野さんは、菅総理に擦り寄って、いや、それだけじゃ足りないと。その、2次評価、つまりストレステストってやつを全部合格しないと、再起動できないっていうふうになってるわけですね。これ、真っ二つに分かれてて、全然統一されてないじゃないですか」

岡安譲
「そうですね」

青山繁晴
「で、まとめ役の官房長官がこれについて何と言ってるかというと、ムニャムニャムニャ、しか言ってないです。何だかよく分かんない、何を言ってるのか」

村西利恵
「明言してないと」

青山繁晴
「いろいろ言われるけども結局どっちなんだってことを言わないわけですよ。で、これは当然国会でも問題になりました。きのう(7月12日)のことです。はい、出して下さい」

村西利恵
「総理はきのうの国会答弁で、『最終的な政治的な決定は総理、経産大臣、原発担当大臣、官房長官で最終判断する』と、話しています」

青山繁晴
「これあんまり、あの、笑うことじゃないけど、また笑ってしまうっていうか、僕はこの答弁聞いた時にまたのけぞりましたよ。これね、菅さんの意図は分かるんですよ。その、私が決めるんだ!と言いたいわけですよね。しかし法律上は総理大臣ははっきり言うと関係なくて、その、経産大臣とそれから、まあ新たに閣僚にしたからこのお2人でほんとは決めることですよ。でも、これは不統一があるわけだから、そこに官房長官が入ってまとめ役をやると、ほんとはそれだけで済むんだけど、私が、中に入るんだってことを言いたい。しかしね、これ、それを強調したいがために、ま、墓穴を掘ったと僕は思っていて、だってこの4人で、最終的に相談して政治的に考えて決めるって言ってるんでしょ?再稼働させるとか、あるいは運転を中止させるとか云々かんぬん。ということは、さっきの、私たちの指摘の通り、あの統一見解では統一されてないってことですよ、見解が。統一されてないから最後は4人で、相談して決める、そして自分が最後はエイヤと決めるんだと言ってるから、統一見解は出てませんって言ってるのと同じなんですよ。これは本当は、この答弁が出たら、もういったん審議をストップさせてでも、国会はもっと紛糾させるはずですよ、本当はね。残念ながらそうなりませんでしたけども。そして、さらにですね、この、一番最初にお示しした、その、この政府の計画っていうやつ自体が、これも理解に苦しむんですね。はい、出して下さい」

村西利恵
「不可思議なストレステストその2。1次評価・2次評価のチェックは、保安院と原子力安全委員会が実施」

青山繁晴
「これも皆さん、あの、これ子供でも僕は分かると思うんですが。この、わざわざ時間かけてですよ、しかも本当の中身はどう変わるかよく分からない。これ(1次評価)今までの日本のやり方で、今度(2次評価)ヨーロッパ風のやり方って言ったって、そんなに画期的なやり方があるわけじゃない。わざわざ2回に分けてやるのに、つまり、あの、ほとんど、よく言えばダブルチェックだけど、本当は似たようなこと2回も、重ねてやるわけじゃないですか。しかし、両方とも保安院と安全委員会が、最終的に確認するんでしょ?そして、保安院と安全委員会は両方とも信用が今、地に墜ちてるんですよ」

一同
「そうですね…、ええ…」

青山繁晴
「地に墜ちてるところが何回確認したって、そんなの同じことじゃないですか。従って、どうなるかというと、こういうことです」

村西利恵
「地元と国民の信用を得られない」

青山繁晴
「はい。だから、この、ストレステストなるものを入れて、その、地元の理解が深まるっていう説明は、誰が考えても、これ立場の違い超えてですよ、与野党もちろん超えて、それから原発反対とか賛成を超えて、これが得られないってのはどなたでも分かる、当たり前のことだと思うんですよ。そして、そりゃ法律上は、その地元の同意っての絶対に必要ってわけじゃないんですけども、現実には、地元が同意しないからいろんな問題が起きてるんであって。ということはこれは、要はその、原発を再稼働させるかどうかの問題じゃなくなって、これ再稼働できないってことになるわけですよね。で、次です。はい、まだあるんです」

村西利恵
「不可思議なストレステストその3。そもそもこのEUのストレステストは参考にならない」

青山繁晴
「はい。これ、そもそも何でEUでやってるからいいよねって話になるのか。これあの、いかに菅さんが、あの、原子力をご存知ないかってことでもあると思いますよ。ご自分は専門家だと、当初からおっしゃってますが。というのはですね、あの、たとえ1回でも、例えば、イギリスとかドイツの原子力発電所に行ったらですよ、あの、一目瞭然なんですが。前も申しましたかね、天井がすごく分厚いんですよ。ま、僕は仕事柄、当然何度も行ってるわけですが、その天井分厚いっていうのは、その、原子炉建屋や、その、原子炉を含めて、特に原子炉建屋の天井が分厚いわけですけれども、それは、例えばミサイル攻撃とかテロに備えることと、例えば飛行機の墜落があったり、いろんなリスクを考えると、それは天井が丈夫なのに越したことはない。で、日本ではそれはできない。何でかというと日本は地震が多い国で、逆に言うと、そのヨーロッパのイギリスやドイツでは地震が極めて少ないから、だからそのリスクよりも、他のリスクを大事にするってことなんですよ。ところが福島原子力災害っていうのはご承知のとおり、まさしく地震国らしく、地震で想像を超えたような、あの、危機になってるわけですから、これはそもそも成り立ちが全然違う話で、参考にできない。で、さらにEUの場合はですよ、あの、最後誰が確認するかというと、その、テストをやった国じゃなくて、第三国が確認することになってる。そうするとさっそく日本で、これあの、菅政権がというよりは、評論家の方々がですよ、学者の方々も含めて、日本でも、その、海外の人を入れて確認させたらいいと言ってるんですが、それとんでもないですよ。それは、EUは、国が違っても、もう同一のEUになってるからやるんであって、どうして日本に、その、外国の方の援助を得なきゃいけないんですか。そんなことする必要はありません。そうじゃなくて、もしやるならもうこれしかないんですよ。出して下さい」

村西利恵
「原発の安全評価は、国会の国政調査権で、独立した評価委員会を設置すべき」

青山繁晴
「はい。これはですね、あの、国会、今、審議やっててですよ、せっかく審議再開して、ま、いろんな質問が出るから、菅さんの、その、ばれちゃう答弁も出るわけだけど、でも国会は、国会議員の仕事は質問するだけではなくて、憲法62条が定めたところの国政調査権があってですよ、国民に直接選ばれた国会議員なんですから、国政全般を調べなきゃいけないと。ね。まともな行政が行われてるかどうか調べなきゃいけないっていう、義務があるわけですから、義務と同時に権限があるわけだから、当然これは、外国人にやっていただくんじゃなくて、私たちが、有権者として選んだ国会議員たちが、独立した評価委員会をつくって、どうしても、あの1次評価・2次評価やるって言うなら、それは国会の、独立した評価委員会で評価すると。そこでフェアな判断を超党派でやると、いうのが当たり前のことなんですね。そして、あの、今述べましたように、その、このストレステストなる発案は、非常に不可思議なものなんですけれども、それをめぐって、もうこの内閣の亀裂っていうのは、本当に深刻になってるわけですね。で、それ、もう一度振り返ってみましょう。はい、出して下さい」

村西利恵
「原発問題での内閣不一致。海江田大臣は、法律に基づいて早く再稼働させたい。しかし菅総理は、原発を全て凍結させたい」

青山繁晴
「はい、これはですね、今僕はもう一度振り返るって言いましたが、本当はですね、このうわべの対立の底に、もっと一段、この下ぐらいのね、根深い話があって、要するに海江田さんの本心は、法律と経済産業省の中で、早く再稼働できるものはさせたいと、言ってるだけなんですよ。それに対して、菅さんは、法律も、それから経済産業省がそうしたいんだったら余計逆らって、とにかくいったん全部凍結、凍らせてしまいたい。だから、右手と…、身体と頭で本音が全く違うっていうことなんですよね。そして問題は、明らかに海江田さんよりも強大な権力を持ってる、例えば、えー、国会を解散できる権限を持ってるのは、この菅さんですから、菅さんの本音が、一番問題になるわけですが、それはこれです」

村西利恵
「ストレステストは“脱原発解散”への菅総理の仕込み」

一同
「ああー…」

青山繁晴
「はい。これは、もう、これも、実はもうあの、政界ではむしろ常識になっていてですよ。さっき、あの、玄海原発が再稼働直前まで行ったって言いましたね。で、再稼働してたらですよ、玄海を再稼働させたら、あとの原発も再稼働が続いていきますね。その中で、脱原発ってことをかっこよく掲げて解散ってのはできなくなってしまうから、だから全部一旦凍結させて、これを、あえて揉め事、争点にして、衆議院解散総選挙をやりたいっていうのが、実際の菅さんの本音なんです、これは」

岡安譲
「まだ勝てると思ってるんですか?菅さんは」

青山繁晴
「ええ。それはいい質問なんですけれども、普通に考えたら、民主党、負けるはずなんですが、これ、あの、ちょっと前まで、この菅さんの側近だった人、これ複数ですけど、聞いていきますとね、民主党は勝たないけれども、自民党も大勝ちはしないと。だから総選挙をやったら、そのあと混乱状態になるだろうと。混乱状態になってる中で、もう一度菅さんが、脱原発と、実はそれからもうひとつ反小沢っていうのを掲げて、ま、旗を出したらですよ、あの、皆さん、総選挙終わるとですね、30日以内に国会開けってことになってるわけです、最初の国会。その30日の間に、菅さんもう一回脱原発と、反小沢でやってくれって声が集まって、実は首班指名選挙で、超党派で、その、新しい議員を含めて、自分に支持が集まるという、皮算用をなさってるそうですよ。ね」

一同
「ふーん…はぁ…」

青山繁晴
「ま、それは負けてもいい皮算用なんですよね。ここまで追い込まれたんだから一か八かやってみる値打ちはあるという考え方のようでもありますよね。ま、それに付き合わされる私たち有権者は、大変ですけれども。まあこういうことを称して、その海江田さん本人は何て言ってるかというとこうです」

村西利恵
「経済産業省の幹部によると、海江田大臣は、『菅総理にはめられた』と、何度も言っていると」

青山繁晴
「はい。これ経産省の幹部、複数のシルエット入れてもらったんですが、本当に複数に確認してきました。大事なことですからね。で、いつもはもう電話がほとんどなんですが、あの、実際に会いに行って、あの、しっかり聞いてきましたが、ええ、海江田さんはこういうふうにはっきり言ってますよと。もう、あの、この、何て言いますか、口がもうこんなにこう、食いしばってしまったりね、それから涙を浮かべたりして言ってますよと。というのは、玄海町に行く前に、菅さんにあれほどしっかり確認して、そして自分は、総理の大命も背負ったつもりで行って、やっと苦労して話をまとめかけたら、そこでバーンとひっくり返されたと。つまり、その、自分を悪者にして、その、菅さんは自分は脱原発のヒーローだと、いう演出をしたいから、俺をはめやがったな!っていうことを実はですね、言葉遣いが汚くなって申し訳ないけど、実際にはそうやって、怒りをぶちまけているそうです。実はこれはですね、菅さんは本当は、もう絶頂なんですよ。得意満面。その、いわば、絶頂あるいは絶好調なんですよ。僕らから見たら追い込まれてるように見えるでしょ?菅さんとしては今やその、脱原発解散っていう歴史的な衆議院解散総選挙に向けて、絶好調で突っ走ってる。そのためには、海江田さんのように気の弱い人は、もうどんどん使い倒すっていうふうになってるわけですよ。それが、ところが、あえて申しますが、菅さん、そうやって絶好調で行ってるように見えて、ひょっとしたら、ぱたっと突然、辞意表明するかもしれない」

一同
「辞意表明…?」

青山繁晴
「はい。これは、もちろん分かりませんよ。あの、えー、しますと言ってるのではもちろんありません。えー、僕にももう、菅さんは度し難いとこありますから。但し、もしも、もしもですが、突然菅さんが辞意表明したら、それは、健全な世論に従ったとか、あるいは野党の攻勢に負けたとか、閣内不一致で苦しんだから、じゃありません。閣内不一致をむしろ作ろうとしてるんですから。もしも万一、これから突如として辞意表明あるとしたら、それは全く違う理由でしょうと。それは、これではないかと」

村西利恵
「先週もお伝えした、拉致事件容疑者の長男が関連する政治団体に、菅総理と鳩山前総理が多額の献金をしていたという問題です」

青山繁晴
「はい。これを出しますと、先週もご覧になっていただいた方は、あれ、それ先週もあったじゃないかと、おっしゃると思うんですが、そのとおりなんですが、その後、私たちも調べていきました。あの、僕もちろん調べましたし。そうすると分かってきたのは、捜査当局はずっとこれを、綿密に追っていてですね、実は菅さんと鳩山さんだけの問題ではないと、いうことが分かってきました。それは、民主党の、ま、僕も信じがたいんですが、えー、今まで拉致問題を熱心にやってきたと思われる議員まで含めての、非常に深い闇かもしれないということなんです。えー、それを後半、えー、読み解いていきますけれども、キーワードはこれです(フリップ出す)」

村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『北朝鮮による日本侵食』。民主党政権と北朝鮮の間に、どのような闇があるのか。このあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「ま、拉致事件の容疑者につながる政治団体に多額の献金をしていた菅さん・鳩山さん、これは報じているとおりなんですけれども、あの、菅さんがひょっとしたら、この問題で辞める可能性がある、とまで、青山さん言及されました。さっそく続きをお願いしたいというふうに思います」

青山繁晴
「はい。あの、先週の『アンカー』でこのことをやりましたら、たまたま、その翌日に、国会でこれが取り上げられましたね」

村西利恵
「そうでした」

青山繁晴
「えー、まあ国会で取り上げられたのは、ま、予算委員会での、あ、ごめんなさい、予算委員会じゃなくて、えー、復興問題特別、いや、復興特別委員会だったと思いますけど(正しくは予算委員会。番組最後に訂正あり)、要するに、あの、法務委員会以外で取り上げられたのは、えー、それが最初だったんですね。で、菅さんどういう答弁するのかってのが非常に注目だったんですけど、こういう答弁なさったんです。はい」

村西利恵
「この献金について総理は、『ローカルパーティーとしての“市民の会”との連携支援のために行いました』と話しました」

青山繁晴
「ええ。この答弁も僕は大変、えー、びっくりしたんですけれども。これあの、この『市民の会』、えっと、市民の、『市民の党』だと思いますけれども、えー、いずれにしろ…」

山本浩之
「『市民の会』?」

青山繁晴
「すいません」

村西利恵
「『政権交代をめざす市民の会』が正しい名前ですね、失礼しました」

青山繁晴
「あの、あとでもう一度、皆さん説明しますが、複雑な構図になってるんですが、『市民の党』っていう、その、一種の政党と、それから、それの関連する政治団体、それが『政権交代をめざす市民の会』っていうんですが、それとその、連携支援のためにやったってはっきり、これおっしゃったわけですよ。これなぜ驚いたかというと、なぜ内閣総理大臣になってる菅さんが、ま、総理大臣になる前だけども、6250万円っていう多額のお金を、この『政権交代をめざす市民の会』に、で、それも、北朝鮮の、えー、拉致容疑者の側とつながりが疑われるとこにわざわざお金を出したのか。これまだ事件になってませんから、動機って言い方は適切じゃないかもしれないけど、その、動機になってるのは何ですかと、捜査当局側に聞いたら、いやそれは、菅さんが、そういういわば、これ警察の言い方で申し訳ないけど、その、左翼の中で、左翼陣営の中で、連帯、連携したくて、助けたかったんでしょうと、文字どおり言われたんですよ。それを国会答弁で直接出てきたっていうのは、あの、僕は大変びっくりしたんですが。その国会審議の過程からも、あるいは、そして、皆さんさっき言いましたとおり、捜査当局の綿密な調べの中で、民主党議員6人名前が出てきたんですね。で、6人のその民主党議員も、献金をなさってるわけですけれども、その中でも、まあいわば突出した形に見える人が2人いるんです。はい、ちょっと出して下さい」

村西利恵
「それが、鷲尾英一郎(わしおえいいちろう)拉致問題特別委員会理事と、黒岩宇洋(くろいわたかひろ)法務政務官。2人とも新潟選出の衆議院議員です

青山繁晴
「はい。これあの、僕は実は個人的にも非常にショック受けたんですけど、特にこの鷲尾さんの方ですね。ぼくはあの、たぶん一度もお会いしてないと思うんですが、前から名前よく聞いてたんですよ。というのは、民主党の中ではいわゆる保守派の方だと、いう評価が定着してて、で、拉致問題に熱心で、拉致被害者の家族の方と会ったりもしていると、熱心に活動してるんですよってことを聞いてて、そしてさらに現在、衆議院の拉致問題特別委員会の理事をなさってるわけですね。この方が関与してるってことを、ちょっと僕は話しながらも、未だに頭がこうガーンと叩かれたようなショックを感じるんですね。そして、こちらの黒岩さんの方ではですよ、あの、この方も僕はお会いしたことはありませんが、現職の法務大臣政務官ですね。で、法務大臣政務官っていうのは、要するに法務省の中の、あの、政務三役の1人ですから、例えば公安調査庁の情報を知りたいと言った時に、公安調査庁は断り切れないです。つまり、その、北朝鮮について日本が集めたインテリジェンス、機密情報に、直接触れる立場にあるわけですね。それが北朝鮮との関係が疑われる団体と、お金のやり取りがあるっていうのは、これも、まあ驚天動地の話なんですよ

村西利恵
「ほんとですね」

青山繁晴
「ええ。これもし、日本にスパイ防止法って法律があったならば、これとっくに、あの、強制捜査の対象になっててもおかしくはないです。今現在、日本にそういう法律ありませんから、これはフェアに申しますが、強制捜査じゃなくて今まで捜査当局の調べと申したのは全部、内偵ではありますけれどね。そしてその上でですね、その、捜査当局の調べによってだいぶお金の流れというのがはっきりしたんです。はい、それをちょっと出して下さい」

村西利恵
「図でご覧いただきます」

     0img6878_110713-18zu.jpg

青山繁晴
「はい。さあこれが大変でですね。これあの、まあ、これでも相当ややこしい話を、あの、わりと簡潔にしてるんですが。さっき僕たちもちょっと今、あの、言いかけて、あの、多少言い回し混乱しましたけれどね。この、現職総理と、それから前総理のお2人は、この『市民の党』を、ま、避けるかのように、関連する団体の、『政権交代をめざす市民の会』の方に、お金を、この2人合わせて7250万円もなさってるわけですね。で、ところがこの『市民の党』とですね、この『政権交代をめざす市民の会』っていうのは深い関係があってですね、これあの、あんまりややこしんで僕も基礎資料を確認しながら言いますが(ペーパー片手に解説)。まず、事務担当者が全く同じ人なんですね。えー、そしてこの、『市民の党』の関係者っての、これ関係者になってるけど、これあの、現職の市会議員や県議です、いろんなとこのですね。で、ここ(『市民の党』)に属してる地方議員がここ(『政権交代をめざす市民の会』)に献金しているという、ま、だからこれ非常に深い関係が分かるわけですね。そして、あの、実はここに書いてませんが、この、菅さんの資金源として、民主党の政党助成金も、実は疑われてるわけです。ということは私たちの税金関係してくるんですが

一同
「そうですね…」

青山繁晴
「つまりその党のお金は、ここ(『政権交代をめざす市民の会』)に入っていくわけですよね。で、党のお金がそこに入っていて、例えばさっき言った、僕がショック受けたこの鷲尾さんで言うと、この2つ政治団体、『わしお会』と『わしお英一郎東京応援団』てのがあるんですが、これもあの、基礎資料見ながら確認しながら申しますとね、これ実は『市民の党』とどれだけつながりが深いかというと、まず(『わしお会』)の所在地が『市民の党』と同じなんですよ(一同ざわ)」

村西利恵
「所在地が同じ…」

青山繁晴
「はい。で、『わしお会』で言うと、ここの会計責任者は、『市民の党』の代表の方なんです

山本浩之
「えっ」

青山繁晴
「『市民の党』の代表がここ(『わしお会』)の会計責任者をやってると」

村西利恵
「ええっ」

青山繁晴
「それから(『わしお会』の)事務担当者は、『市民の党』と同じ人。そしてこの『わしお英一郎東京応援団』の方は、ここも所在地が『市民の党』と全く同じで、そしてここの場合は、代表そのものが『市民の党』と、この『わしお英一郎東京応援団』と、同じなんですよ

一同
「ええーっ!?」

青山繁晴
「で、事務担当者もまた重なってるわけですね」

村西利恵
そのもの、って言ってもおかしくないですよね

青山繁晴
「そのものです。これは、関係があるって言うんじゃなくて、村西さん言ったとおりで、そのもの、同じ1枚の紙みたいな話ですよね。で、これが両方とも去年の夏に解散してて、それで今、鷲尾さんはどういう弁明をなさってるかというと、いや、もう解散してるからっていうことをおっしゃってるわけです」

山本浩之
「なにを言ってんの…」

青山繁晴
「しかし去年の夏、解散したからといって、このつながりがそれで何か変わるわけじゃないですよ、実際はですよ。そして、お金の流れを見るとですよ、これあの、この政治団体(鷲尾側)からこの『市民の党』にやっぱり、この菅さんや鳩山さんのようにお金を送ってるわけですね。そしてそのお金を送ってるだけじゃなくて実はこうやって、こっち側から、『市民の党』の側からお金がこう来てるわけですよ。つまりこれお金をぐるぐるぐるぐる、こう回してることになるわけです。で、それは法務大臣政務官の黒岩さんも、実は似たようなこう事情なわけですよね。そしてこの、政治団体(『越後の暴れん坊』)についても、この『市民の党』と、これもう一回基礎資料を確認しながら言いますと、事務担当者は同じ人なんですよ

山本浩之
「ええ〜っ?!」

青山繁晴
「で、この方は、今、黒岩さんは、この政治団体は関係ないとおっしゃってるんですが、これ変な名前でしょ?『越後の暴れん坊』。この暴れん坊っていうのは、これ実は黒岩さん学生時代にとても元気だったそうで、東大を中退してる方なんですけど、その、学生時代に暴れん坊って名前で呼ばれてたんですよ。だから、まあそれは、あの、偶然同じ名前(笑)、それちょっと考えられないけど、あるのかもしれないけど、少なくとも捜査当局は関係はないとはゆめ思ってないわけです。これ全部同じつながりだという見方を、してるわけですね。そして、じゃあ、さらにその、じゃあ『市民の党』というのは結局その、どういう政治団体なのかというと、えー、これは、捜査当局、公安当局の見方はこうなんです」

青山繁晴
公安当局の幹部によると、政治団体“市民の党”は、北朝鮮との関わりがある

青山繁晴
「はい。これも、基礎資料見ながら正確に申しますとね、この、『市民の党』の北朝鮮との関わりというのは、ここ(『市民の党』)の代表の方が、平成12年に北朝鮮に行って、そして『よど号』事件の関係者、これ『よど号』事件の関係者っていうのは、もちろん日本人なんですが、その、金正日総書記に媚びたのか、命令されたのか、ヨーロッパを中心に日本人を拉致していったんですよね。えー、それは、石岡さんとか松木さんとか、あるいは有本恵子ちゃんとか、そういうことがあったわけですけれども、この北朝鮮を訪れて、この『市民の党』の代表者がそういう人(『よど号事件の関係者』)と接触したっていうのは、これは実は確認されてる事実なんですね。従って、その、今まで皆さんに聞いていただいた話からすると、その、やっぱり、僕だけではなくて、どの方も、これ立場の違いを超えて、ま、日本社会、日本政治の深い闇というか、その北朝鮮というものに、ものすごく食い込まれているんじゃないかと。で、それがいわゆるその、捜査当局の言うところの左翼陣営ということにとどまらずに、僕らが、全てを総合的にフェアに判断すると、その、保守派、あるいはその、拉致事件の解決に熱心と思われてる人のところまで、しっかり手が伸びていて、で、それがこの政権の在り方に相当影響してて、下手をすると政党助成金がそこでぐるぐる回されていると、それから情報も実はそこで回されているという、恐れがあるってことは言わざるを得ません。で、その上で、今日最後に申したいのは、これを全部ネガティブに捉えるんじゃなくて、あの、僕は今この、菅政権の、この末期症状によってむしろ膿が出てると思ってます。今まで見えなかった膿がまあドロドロと出てる状態で、その、見たくないものをはっきり見るところからしか、本当の希望は出ませんから、私たちはこの際、捜査当局の調べを待つだけじゃなくて、あの、国会の、まさしく国政調査権も使って、調べるように、私たち有権者が国会に要求すべきだと思います」

山本浩之
「膿が出ているような今のこの状況の中で、一部を除いて、多くのそのマスコミっていうのが、これを正面から取り上げようとしないばかりか、全く触れないメディアもありますよね

青山繁晴
「あ、えっと、というか、ほとんど触れられない方が多いですね」

山本浩之
「多いですよね」

青山繁晴
「だからそのためにもね、国会審議でどんどんどんどんそれをやっていくと、その、メディアも取り上げざるを得なくなりますから、それが僕、肝心なところだと思います。それから最後に、さっきのあの、菅さんの国会答弁、予算委員会だったのか特別委員会だったのか、もう一度確認して、この番組の最後に、しっかり確認してお伝えしようと思います。はい」

山本浩之
「分かりました。えー、以上、“ニュースDEズバリ”でした」

2011-07-11(Mon)

青山繁晴のニュースDEズバリ!  7月6日放送

      

      



“ポスト菅”政権は何を目指すべきなのか青山繁晴が緊急提案!

山本浩之
「復興担当大臣の辞任騒動もありまして、国民、それから被災者、怒り心頭だとは思いますけれども、えー、今日の青山さんのコーナーの最初のキーワードは、『新政権への要求』というものですね。えー、その中身について、さっそくお願いしたいと思います」

青山繁晴
「はい。ここに、ま、失敗人事って言葉、皆さん、書いてありますけど、それ先週に、菅さんがやったニセ内閣改造が失敗人事ですということを申しました。ま、そのとおり失敗にはなったんですけれども。まさか復興大臣が9日間で辞めるとは、あの、僕も思いませんでしたが(苦笑)」

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「ま、そこからまずやっぱり見ていきたいと思いますね。はい、出していただけますか」

村西利恵
「辞任に追い込まれた原因は、被災地の知事に対しての言動でした。今月3日、松本氏は岩手県庁で、『あれが欲しい、これが欲しいはダメだぞ。知恵を出せということだ。知恵出したところは助けますけど、知恵出さないやつは助けない』などと発言しました」

青山繁晴
「はい。これ、えー、松本龍っていう政治家について、その、先週、その、菅さんが選んだ理由としてですね、その、復興がもし動き出したら、実現し出したら、菅さんは、その、手柄を自分で独占したいから、どっちかと言うと地味な人を、この担当大臣にしたと申したんですね。まるでそれに逆らうかのように、あの、こう、ちょっと想像できないほどの強い言葉を出してきて、それが辞任につながったわけですけれども。僕はこの松本さんという政治家と全く付き合いないんですけれども、周辺の人に、あの、よく聞いてみますとね、やっぱりその、自分は結局、このなんていうか使われるだけで、手柄は菅さんが取っちゃうだろうと。で、菅さん、菅さんに対しても、だんだんその疑いを深めていて、手柄は自分、汗は人という総理大臣の下で、こんなのできるかっていう、やっぱり不満があった、ようです。で、それもその背景になってるんですけども、しかし、それだけじゃなくて、本当はその、この松本さんていう個人の性格や、個人の考えだけじゃなくて、実は菅政権の根本的な体質に、実はこの発言、もう全くつながってるところがあるんですということを、まず考えたいんですね。で、この松本龍発言を、僕、最初に伝え聞いた時に、真っ先に思い出したのは、この方のお話です。はい」

村西利恵
「以前このコーナーでもお伝えしましたが、福島県飯舘村の菅野村長は、福山官房副長官から突然『計画的避難』を宣言されたとき、『被災者の心をくみ取ろうとしない“心がない”政治だと感じた』と話しておられました」

青山繁晴
「はい、これは飯舘村で、僕は菅野村長とお話しした時に、菅野さんがこのように、この政権には心がないんですよと、いうことをおっしゃったんですね。で、これあの、心がない政治っていうと、何となくこう、情緒的な感情的な話のように聞こえるかもしれませんが、いや、そうじゃなくて、菅野さんがこうおっしゃったのは非常に具体的な理由があったんですね。というのは、この福山哲郎官房副長官から、えー、4月の10日に突然福島市内に呼び出された。それもこの村に要するに来るんじゃなくて、こっそり福島市内に来てくれと呼び出されて、何事ならんと行ってみたら、明日4月11日から、お宅の村を計画的避難区域にしますと、言われたんでその、村長は当然、その計画っていうのは、どこに避難するのか、それから仕事失うんだからその雇用どうするのか、子どもたちの学校どうすんだ、そういう計画のことを言ってると思ったら、福山哲郎官房副長官、ね、要するに松本龍さんだけじゃなくて、福山哲郎官房副長官、いわばこの政権を支えてる一人ですよね、それから若きエースの一人でもある、この人が言ったのは、いや、そうじゃなくて、5月末までに、避難するようにっていうのが計画なんですと、言われた。で、それを菅野さんは心がないと、その、表現したんですが、これって、その、はっきり言うと、非常に社会主義に似てるわけですよね」

一同
「うーん…」
 
青山繁晴
「要するに、その、上から目線で、その、指示するだけで、あとの知恵は自分で出せと。で、それは松本龍さんが言った、知恵出せよと、知恵出さないんだったら何もやってやらないぞって言ったのと共通してるし、これ、非常に似通った、実は、あの、体系が、いや、ごめんなさい、背景があると言わざるを得ないんですね」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「はい。で、さらにこれを見ていただけますか」

村西利恵
「もう一つ、松本氏の発言ですが、知事に応接室で待たされたことを怒った上で、『今の最後の言葉はオフレコです。書いたらもう、その社は終わりだから』という発言もありました」

青山繁晴
「はい、これまずね、あの、政治家や官僚が記者に対して、オフレコっていうことはもちろんあるんですよ。で、僕も記者生活20年ですが、これはしかし絶対的な条件があってですね、まず言う前に、オフレコって言わなきゃいけないんです」

村西利恵
「先ですよね」

青山繁晴
「今からオフレコでよければ話しますよ、どうですかと言った時に、例えば僕、記者時代に、ほとんど全部断りました」

村西利恵
「こと…、あ、なるほど」

青山繁晴
「断りました。ええ。だってね、他のところから取材してね、話聞けることあるわけですよ。で、それが予めオフレコかけられたら、それ、書けなくなっちゃうから。で、その原則ってね、逆に言うとですよ、喋ったあとに、後付けでオフレコって、それ認めたら、それこそメディアおしまいなんですよ

一同
「(同意)」

青山繁晴
「だからそんなこと絶対認められないわけですよね。で、この松本さんのこれすごいところはですよ、この、テレビカメラが明らかに回ってる、ね、今日のようにテレビカメラが普通に回ってるところでね、オフレコ堂々と後付けをして、しかもそれを記事にしたら、その会社を潰してやるぞ!って言ってるわけですよね」

村西利恵
「そこまで言いましたからね」

青山繁晴
「これ、その、明らかにメディアを脅迫しててですね」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「その、逃げを打ってオフレコにあとからしただけじゃなくて、メディアなんてのはそうやって、いざとなったら潰せるんだっていう感覚で、これも非常に社会主義的な感じがして、これを全体的に言うと、こうです」

村西利恵
菅政権は、民主主義の価値に関心が薄い

青山繁晴
「はい。まあ、あの、菅政権は社会主義政権とは言いませんよ。どうしてかというと、僕らは民主主義のルールに則って、あくまでできた政権ですからね。そんなこと、社会主義政権って言ってしまうと、僕らの国自体を貶めることになるから、そんなことは申しませんが、しかし公平に見て、民主主義の普遍的な価値、例えば報道の自由であったり、それぞれの考え方の自由であったり、行動の自由であったり、そういうことに関心が薄い政権だと言わざるを得ないんですね。で、これは実は、あの、現政府の中にも、民主党の中にも、つまり民主党寄せ集めでしょ?どうもこの政権は、あの、民主主義に遠いなと思ってる政治家もいるわけですよ、官僚の中にももちろんいるし。で、実はですね、この話は、意外なところにつながってるんです。それはどこにつながってるかというと、これです」

村西利恵
「松本氏の辞任劇のあと復興担当大臣に任命されたのは、平野達男内閣府副大臣でした」

青山繁晴
「はい。この平野さんていう方がですね、その、今、村西さんが言ったとおり副大臣から昇格するまでに、菅さんは例えば仙谷さんに声をかけ、あるいは安住さんに声をかけ、みんなどんどん断られて、最終的にはこの、じゃあ副大臣から昇格するかっていうことで、順当な人事、っていうふうに見えるわけですよね。で、なおかつこの平野さんて、えー、遅れてきたパンダみたいな顔されててですね」

村西利恵
「遅れてきたパンダ…(苦笑)」

青山繁晴
「よく分かんないですけども、要するに穏やかな顔をされてますよね。で、今日の新聞各紙も、この平野さんは、農水官僚出身なんですけど、実務型で、えー、わりといい人材なんだってこう、はっきり言うと持ち上げてあるわけですよ。ところが皆さん、この、あ、そうですね、今、映ってるこの平野さん(7/6の国会審議のVTR出る)、今日初めて国会答弁なさったんですが、ま、あの、一人目の質問が、民主党の女性議員の質問で、持ち上げて聞きましたら、ま、それに対して非常に穏やかにお答えになって、あの、松本龍復興担当大臣とえらい違うなと、思った国民の方も多いと思うんですが。ところが皆さんはっきり申しますが、僕は福島第一原発に4月22日入った、あとに、圧力をかけてきたのはこの方です

村西利恵
「ああー」

当時、内閣府の原子力委員会担当の副大臣だった、この平野達男さんが圧力をかけてこられたんです。そして、えー、その経緯、この『アンカー』で、名前は伏せながら、副大臣として紹介をしましたね。で、その当時、どうして名前を伏せたかとういと、あの時は平野さんの、反論を、この報道番組の中でやれなかったから、公平を期して、その時に名前を伏せたわけです。しかしこの方、もう、さらに権力者になって、閣僚になられてですね、そしてあの件についても、民主党の中で色んな論議がもう出てますから、その上で今日は名前をはっきり申しました。で、皆さん、『アンカー』で十分やりましたけれど、ごく簡単に経緯を振り返っておくとですよ、4月22日金曜日に、私は東京電力の許可を得て、そして吉田昌郎所長の許可も得て…」

青山繁晴
「今(VTRが)映ってる通り、中に入りました。えー、そのあと、えー、まず内閣府の官僚から電話があって、どうして入ったんですかっていうことを言ってきたから、なぜあなたにそんなことを言われるんだと。圧力をかけるんじゃないと言ったら、その官僚は、よく分かりました、申し訳なかったと言って終わったんですよ。ところがその数日後にもう一度電話してきて、同じことを言うから、あなたどうしたのって聞いたら、いや、内閣府の副大臣が、えー、あの、おっしゃってるんでって言われたんで、それ誰ですかと聞いたら、平野達男さんですと言われて。僕は政治部出身ですが、この方知りませんでした。そんな人知りませんと、知らないからこそ、私が自分で電話をして、一体どういうことか聞くから、電話番号教えて下さいって言ったら、いや、横にいらっしゃいますと言って、この平野達男さんがその電話に出てきたんですよ。そしてこれフェアに申しますが、僕はいきなり喧嘩腰でした。大きな声も出しました。それどうしてかというと、あの時は副大臣でしたがそれでも権力者ですね。だから、弱い者に対してじゃなくて強い者に対してですから、僕は、あなたは一体どんな法的根拠と権限があって、私にこうやって問うてこられるのかと聞きましたら、いや、法的根拠と権限はありませんとおっしゃったんで、えー、そしてさらに、でも、私は副大臣ですよ!とおっしゃったわけです。そして皆さんね、申しておきますが、この国会答弁で今日答えた声と、全然違いますよ。だから私は副大臣だよ!!とこういう感じなんですよ。もう明らかに脅しにかかっててですよ

山本浩之
「はあー」

青山繁晴
「で、僕の方から、平野さん、文句あるならどうぞ言ってきて下さいね。このスタジオに来て下さい。で、その上で僕が言ったのは、法的権限と根拠なく、このように大きな声で威圧するというのを、圧力をかけると言うんですよと、ね。そのやりとり、皆さんこの番組で、このパソコンに記録したとおり、読み上げましたね(手元の赤いノートパソコン示す)」

一同
「はい」

青山繁晴
「それが、その、平野さんの実はもう一つの顔と言うべきことであって、それは、先ほど申しましたとおり、この菅政権全体の空気として、民主主義の普遍的な価値に対して、関心が薄いんじゃないかと、この平野さんのような、あー、方も、農水官僚出身の実務家に見える方でも、やっぱりそういう体質があるんじゃないかなっていうこと思わざるを得ないんですね。で、その上でですよ、実はもう一つ、この菅政権の体質について、もうこれもほんとに、ぞっとするような話があるんですね。はい、それ出して下さい」

村西利恵
拉致事件容疑者の長男が関連する政治団体に、菅総理と鳩山前総理が多額の献金をしていたという問題が浮上しています

青山繁晴
「うん。これあの、すごい漢字が多くて、分かりにくいでしょうが、意外に単純でですね、私たち日本国民をたくさん誘拐した容疑者っていうのは、かなり、日本警察の努力もあって、特定されてるわけですね。で、そのご長男なんですが、日本で政治活動をなさってて、例えば、三鷹の市会議員選挙にお出になって落選したりしてて、政治団体を持ってるわけですね。その政治団体にですよ、この、菅さんや鳩山さんっていう政治家が献金してるんですよ」

山本浩之
「いや、僕も最初そのニュース見た時に、読み返しましたよ。決定的に違うのは、もらったんじゃなくて、あっ、献金してんの?!と…」

青山繁晴
「ええ。そんな話、たぶん初めて聞いたって方が多いと思うんですが(一同同意)、それも半端な額じゃないんですよ。はい、出して下さい、まず鳩山さんから」

村西利恵
「1000万円」

青山繁晴
「1年間で1000万円。で、これどころじゃないんですよ。現職総理の菅さんはこれです」

村西利恵
「6250万円」

山本浩之
「よくそんな金がありましたねー」

青山繁晴
3年間に6250万円ですよ。菅さんって市民運動家じゃないんですか?(笑)どこからこんなにお金が湧いたかと

村西利恵
「やっぱり個人的に関係があるから、これだけ出すってことなんですか?」

青山繁晴
「そうなんです。で、実はそれは、この事実というのは、警察当局も確認してて、それだけじゃなくて、国会の法務委員会でもこれが質問されてるんですね。それなのになぜか、報道今までされたのは産経新聞一紙だけなんですよ

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「で、産経新聞と、この関西テレビが、同じフジサンケイグループだから話してるんじゃないですよ。私はそんなこと一切関係ありませんから」

山本浩之
「全然関係ないですね」

青山繁晴
「そんなこと全く関係なく、もう一回言いますが、国会で堂々と質問されて、そして、僕が聞いてみたら、警察当局も、もうはっきりこれは事実ですと、間違いありませんと、その書類も揃ってますと言ってるわけですよ。だから朝日新聞やNHKが報じないってのも全く奇怪な話なんですね。そしてですよ、これ警察に、これ事件にできないんですか?と聞いたら、これは無理ですと、さっきヤマヒロさんが言ったとおりね、その、もらったんじゃなくて、あの、あげた側のその事件てのは、これ摘発できない。但し、その、警察当局が言ったのは、これはモラルとしてはもちろん大問題だと思いますよと

山本浩之
「はい」

青山繁晴
「だって、その、拉致事件に深いつながりが、もう歴然とあるところにですよ、この長男そのものはもちろん容疑者じゃありませんけれども、その金の流れを考えると、容疑者側に渡っていく恐れだって十分考えなきゃいけないから。もう一度申しますが、モラルとして、で、それも、前総理と現総理ですよ。ね」

一同
「うーん」

青山繁晴
「で、これ一体動機は何なんですか?と」

山本浩之
「知りたいですね」

青山繁晴
「ということを警察当局に聞いたら、青山さん、それはね、やっぱり、ま、あの、警察当局が言った言葉のとおり言いますとね、あの、左翼の中のこういうつながりという他ないんですよと。つまりやっぱりね、ヤマヒロさんが言ったとおり、あの、菅さんは、ま、分かるけど、鳩山さんも含めてね、その、こういう団体を支えたいというね、その仲間意識ですよってことを言われたんですよ。でね、これね、僕はインターネットをちらちら見てて、感心したことがあって、この、いわば事件、ま、事件にできないんだけども、この異常なことを一言で表した、一般の方の書き込みがあってですね、それは、オバマ現大統領と、ブッシュ前大統領が、アルカイダの関連団体に献金したと

一同
「ああー」

青山繁晴
「のと同じだと。そのとおりなんですよ」

村西利恵
「分かりやすい」

青山繁晴
「だからそれって、どれほど異常なことかと、いうのであると同時にですね、さっき、その社会主義的な政権の匂いするって言いましたけれどもね、やっぱり全体にもう世界ではとっくに滅びたはずの、例えば社会主義陣営とかそういうことの、こう匂いがこう、あの、してくる政権なんですよ。これ、鳩山さん、自民党にいたからといって信用できないってことになるわけですね。で、それは違う視点で言うとですよ、ほんとはもう歴史的に見ても、この政権はあだ花のように咲いただけであって、それが長続きするはずがないということが、実は言えるわけです。で、それだからこそですね、それだからこそ、次のこれを見ていただくと」

村西利恵
「今日は青山さんからの提案です。こちら。新政権への要求を今こそ準備しようと」

青山繁晴
「はい。えー、それを今日、あの、冒頭申したとおり、だからこそ今考えるタイミングですよということを、問題提起したいんですね。で、その上でじゃあその中身っていうのは何なのかっていうのを、この後半にお話ししますが、キーワードはこれです(フリップ出す)」

村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『菅政権の間違いを一掃』。新しい政権に何を求めていくべきなのか、このあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「次の政権には何を要求するべきなのか。引き続き、青山さんの解説です」

青山繁晴
「はい。皆さんその話に入る前に、ちょっとだけ、さっきの話に付け加えたいんですけども。平野達男大臣のことですね。さっき申しました、福島第一原発に入ったあとの、その電話の応酬の時にですね、僕はこういうやりとりを記録して、全部明らかにしますよってことを、携帯電話で申しましたら、平野さんは、どうぞ何でもやって下さいとおっしゃったんです。でもその上でね、平野さんに反論の機会を与えるためにも、名前はしばらく明らかにしなかったんですが、皆さんそのあとに何があったかというとですよ、捜査当局の話によると、そのあと、平野さんだけではないと思いますけど、平野さんたちから、青山繁晴を逮捕すべきだと、いう意見が出て、官邸の中で、その議論もやったと。で、その中に、もう一回言いますが、平野さんだけではないけど、平野さんが電話ではお詫びしますと僕に二回も言いながら、ほんとはそのあとで、その、逮捕云々のことに加わってたっていう事実が実はあるんです。で、これもフェアに申しますと、民主党の中からも、これ(逮捕)はおかしいんじゃないかと。つまり全く合法だし、そして出すべき情報を国民に伝えただけだから、そんなことさせちゃいけないっていう良心的な人も、民主党に中にいました。これは、閣僚経験者の中にいました。それはフェアに申しておきます。で、その上でですね、じゃあそういう菅政権の時代の話も、だんだん良い意味で過去のものにしながら、新政権に何を求めていくか、そのまず第一は、希望、期待を込めて、まずはこれです」

村西利恵
要求その1。同心円の“避難”区域を撤廃し、正確な汚染地図を公表

青山繁晴
「はい。これも、ちょっと漢字ばっかりで難しそうで、難しくないんですよ。えー、この地図をちょっと見ていただくとですね」

青山繁晴
「ここに福島第一原発があって、その、20kmの範囲内を、これ最初、避難区域と言ってたのを、今、警戒区域と称して、誰も入るなと、誰も家に戻るなってことやってるわけですね。そしてさらに30km、これ、1ヶ月ぐらい家の中にいろという、当初またそれも無茶な要求が出てたわけですよ。で、これがもう諸悪の根源なんですね。どうしてかというと、福島原子力災害っていうのは、もうはっきり言うと今はほとんどセシウムだけですけど、基本的に軽い放射性物質が出てるわけですよ。軽い放射性物質って、僕、今、こう、手、こうやっても(両手を大きく振る)こう、何も当たりませんよね。でもほんとは当たってるんですよ。細かいチリに当たってるわけですね。その目に見えないような細かいチリに乗っかるぐらい、軽い物がふわふわと広がっていってるから、それが皆さん3ヶ月、4ヶ月の間、こうやって同心円で広がるってこと、絶対ないわけですよ」

村西利恵
「うん、そうですね」

青山繁晴
「で、従って、この番組でお話ししましたが、このあたり(南西方向)に川内村って村があってですよ、その、一番最初に一時帰宅、2時間だけ帰してやるって言われてですよ、ところが持ち帰った物が何も汚れてなかったと。除染する必要がなかった。つまりこの辺りにあるから、それはこの20km圏内に、一部が入っていても、実は汚染されてないわけですよね。で、そのかわり、こういう形、北西の方向に、残念ながら風が吹いて、さっき言った飯舘村は40kmと離れているのに、線量がやや高い地域も出てしまってるわけですよね。その飯舘村に、この辺り(線量の低い地域)から、その、わざわざそこに避難した人までいると。これがもう、めちゃくちゃなことになってるわけですね。で、避難すべき人が避難しなくて、避難する必要のない人が家を追われてるってことになってるわけで。それを菅さんがいつまでも間違い認めないから、いつまでもこれ同心円でやってるわけですよ。それをだから新政権でこれ、全部やめて、そのかわり、せっかく今ある程度調べ出したんだから、それをもっと徹底して調べて、全部正直に、その、汚染地図を出して、その上でもう帰れる人は帰す、ね、そして、新たに避難しなきゃいけない人は、さっきの無茶な計画じゃなくて、ちゃんと国が全体の計画を立てた上で、避難させるっていうふうに、変えるべきです。そうすることでしか、この放射線による、その、汚染への心配、それから、はっきり言うと根拠のない心配もあってですね、それが余計にストレスになってみんなの健康奪っていきますから、そこから救われるのには、これをやるしかないんですよ。だから今のうちにこれを新政権に求めましょう。そして2つめはこれです」

村西利恵
要求2つめ。福島第一原発の事故評価『レベル7』を『レベル6』へ」

青山繁晴
「はい。これ皆さんご承知の通り、レベル7っていうのはチェルノブイリの原発事故だけだったわけですよね。それを、この菅政権が、福島原子力災害もレベル7ですと言ってしまったわけですよ。で、これによって今、何が起きてるかというと、もちろんその、福島県だけじゃなくて、福島県を含む日本でつくったものは世界で売れなくなっていく。で、それはどうしてかというと、チェルノブイリというのは、あの秘密主義の、まさしく社会主義政権だったソ連邦の発表でも、すぐに33人が亡くなったと、いうことになってるわけですよね。ところが今チェルノブイリってソ連なくなりましたから、ウクライナって国があるんですけど、僕は実際にウクライナに入って、ウクライナの軍部たちに、軍部の将軍たちに話聞いていくと、ざっと4000人ぐらいってことだったんですよ。ところがIAEA、国際原子力機関でも、少なくとも4000人と。そしてウクライナの、NGOによると、長期を含めると、73万人、チェルノブイリで死ぬと。ところが福島原子力災害っていうのは、本当はどなたも亡くなってません。えー、今日たった今の時点ですけれども。僕は近畿大学で教えてますが、昨日びっくりしたのは、学生の中に、もう福島原子力災害で人が亡くなったと思い込んでる奴が何人もいるわけですよ。しかし実際は、心臓病で亡くなった方はいらっしゃるけれども、放射線障害で亡くなった方はいないだけじゃなくて、本当は、検査は受けたけども、治療が必要だった方もいらっしゃらないんですよ。で、ところがそれをそのままにしておくと、要するに長期的には70何万人も死んだって説もあるようなチェルノブイリと、福島が一緒にされて、そして世界の誰が、例えば福島と大阪の区別を正確につけられるんですか?例えばケンタッキーとニュージャージーを日本国民はなかなか区別できないのと同じであって、つまり日本国民全体が、100年以上ずーっと究極の風評被害を受けることになるから、その、レベル7は、あくまでも暫定的な値と、この現政権も言ってるわけですから、新政権で必ず、レベル6に下げなきゃいけない

山本浩之
「国際的な評価で考えると、そういう声は出てるんですか?」

青山繁晴
「あ、そのとおりで、そのIAEA、国際原子力機関の中の、事務次長のフローリーさんていう人は、日本政府が発表した時に、えーっと記者会見でびっくりして、チェルノブイリと全く違うと言ったし、その上の、天野之弥(あまのゆくいや)さんていう、ちょっと保身的な方なんですが、ようやく彼が何を言い出したかというと、一番上がレベル7だったのをレベル8にして、それを、チェルノブイリをそこに入れて、で、福島はレベル7のままだけど、チェルノブイリと違うってことやろうかってことを、IAEAで、検討、すでに始まってるんですよ

村西利恵
「なるほど」

青山繁晴
「だからできますから」

岡安譲
「じゃあ政府がIAEAに掛け合えば何とかなる話なんですか…」

青山繁晴
「何とかなります、それも、もう、早くやらないといけないです。新政権できたらすぐにやらなきゃいけないですね。で、次、3つめですね。はい、出して下さい」

村西利恵
原発の新しい安全基準を作る

青山繁晴
「はい。これ前からこの『アンカー』で言ってるんですが、その、今までは考えられなかった災害が起きたわけですから、当然、安全基準は新しくしなきゃいけない」

村西利恵
「当然ですよね」

青山繁晴
「はい。ところが原子力安全委員会は、その、作業を始めたってことになってるけども、まあ、上手く行って2、3年かかるって言ってるわけですよ。じゃあその間のエネルギー一体どうするんですか?その間のエネルギーが、もうどうもならないから、例えば海江田経産大臣は、国が保証するから安全ですと、ね、浜岡は止めておきながら、国があの、保証するから、玄海動かしていいって、そんなの分かるわけないじゃないですか。だから、暫定ですよ、当然、暫定でいいから、そしてその、事故原因が全部分かってなくても、本当は根本は分かってるじゃないですか。津波と地震だけで起きたんじゃなくて、その、電源が失われたためにこうなった、そして冷やすのが遅れたらこうなったって分かってるわけだから、暫定安全基準を作って何ができるかというと、チェックリスト作れるわけです、チェックリストを。そのチェック入れていってですよ、1つでも外れたやつは再起動できないけど、全部埋まったものは、その地元の了解が得られれば再起動するっていうふうにやるべきであって、で、それを新政権で、もうすぐにこれも始めなきゃいけないから、その、できてからあれこれ言うんじゃ遅い、今から新政権はこれやりなさいってことを要求すべきです。はい。次、これですね」

村西利恵
4つめです。福島第一原発事故の独立調査委員会を国会につくる

青山繁晴
「はい。これはご承知のとおり、今、事故調査委員会っていうのができてるんですけど、何と事務局は内閣府にあってですよ、その委員長の畑村さんは、畑村さんは立派な方ですが、菅さんが任命したんですね。これ諸外国で完全にお手盛りと見られてるわけですよ。だから逆に、日本の国会って一体何をしてるんだってのが国際社会の驚きであって。これはもちろんね、政権が言うことじゃないですよ。国会が自分でやらなきゃいけません。その、三権分立だしね。しかし政権の側からですよ、例えばその時の与党に対してね、これは国会の中にもつくるべきだと。で、今できた調査委員会壊すわけにはいかないから、国会の中にもつくって下さい、それがフェアなやり方ですよねって、提案はもう当然すべきだと思うんですよ。だって国会自身はまだ動いてないんだから。で、これは国際社会に対して日本はフェアな国であることを立証するために、どうしても必要なんですよ。そして皆さん、今日最後なんですが、実は今日最後が最も当面重要と言えるかもしれません。それはこれです」

村西利恵
要求5つめは、期限付き『救国一致内閣』

青山繁晴
「はい。その、新政権が何なのか、どんな政権かってことはありますね。で、その時に、期限付きの救国一致内閣、救国一致内閣っていうのはこれは大連立とは違います。大連立っていうのは、今の民主党がその、いわば保身のために考え、自民党も安直にそれに乗っかろうとして考え、そうじゃなくて、あくまでも自分のため、政治家のためじゃなくて国を救うために、政策をちゃんと一致させた内閣をつくりましょうと。で、それ期限付きっていうのはですね、必ずもうこういうことやるんだったら民意問わなきゃいけないから、衆議院解散総選挙をしなきゃいけません。しかし先週の番組でも申したとおり、菅さんが保身のために、被災地が選挙やれないことを無理に、その、破って、それを踏みにじってやる解散総選挙じゃなくて、半年から1年の間の期限を切って、総選挙をやるってことを国民に約束し、そしてその総選挙で、その時の総理大臣が勝っても、その方は再任しないってことを自ら宣言する、すなわちもう、あの、どっちかっていうと高齢で、それから大病なさった方はこの場合は良かったりする。僕は個人的には平沼赳夫さんがいいと思ってますけれど、この番組としてそう言うわけじゃない。しかし言えることは、その、自分が期限付き総理でかまわないっていう、その、自分を捨てられる人を、総理大臣にしなきゃいけない。そして、それ、青山が色々言っても実現しないじゃないかと思われてるでしょうが、実は実現する方策は1つだけあるんです。それはこれです」

村西利恵
実現には、『次の総理を民主党から出さない』宣言が必要

青山繁晴
「そうです。菅さんは、いずれ、あの、辞めます、それは、粘っても結局は同じ。その時に、また自動的に民主党から出すっていうんじゃなくて、衆議院で、300の大きな勢力を持ってる民主党、これは憲法上、その、衆議院で決めた総理が必ず総理になります。その、野党が強い参議院の意見は結局通らない。だからこそ民主党自身がですよ、これ菅さん代表だけど、それ放っといて、幹事長を中心とした今の執行部で、次の総理は、うちからは出しませんと、ね、その、自ら身を引きますという宣言を出したらですよ、じゃあ自民党がって話になるよりも、第三者の、つまり期限付きでよいと、しかも解散総選挙を総理のすごい独占的権限っていうんじゃなくて、被災地の意見をちゃんと聞いて、復興をやりますから、いつ頃だったら総選挙できますかってことをちゃんと聞いた上で、だから憲政史上、一人でいいんですよ、ね。あとは総理がバーンと解散できるんで。この時だけは被災地の意見を聞いて、衆議院解散総選挙の時期を決める。そのためには、民主党執行部がこれをやれば、ガラガラと音を立てるように、今の政界の雰囲気は変わります。だからまずは、これを、みんなで要求しましょうっていうことなんです」

山本浩之
「その新政権への要求、1から4に関しては原発問題に関することになってますけれども、この5を見ると、あの、救国一致内閣というものができれば、宮城も、岩手も、遅れているあらゆるその復興の問題が、ものすごくスピーディーに、運べる…」

青山繁晴
「そうです。あの、被災地の地元回ると、みんなの力でもうずいぶん改善はしてきてる。瓦礫の処理についてもですよ。瓦礫については分別までしてるわけですよ、電気製品とか布団とかですね、あるいは漁具とかね。だから後はバーンと、あの、上から、その、国が、その、協力してくれれば」

山本浩之
「住まいの問題にしてもそうですしね」

青山繁晴
「そうです。あっという間に済みます。もう被災地はほんとは下準備がかなりできてますから。はい。それを、動かすのは最後は国だっていうことなんです」

山本浩之
「分かりました。以上“ニュースDEズバリ”でした」
2011-07-04(Mon)

青山繁晴のニュースDEズバリ!  6月29日放送

      

      

      

菅首相が最後の賭けか 脱原発掲げて解散・総選挙!?・遠のく復興に被災地の悲鳴… 青山がズバリ! (青山氏から皆さんへ緊急提案)

山本浩之
「はい。まずはですね、えー、まあ延長国会の今、復興政策、どんどんどんどん打ち出してほしいんですけれども、一向に進みません。政治は本当に機能するのか。一体誰のための政治を行っているのか。最初の、これキーワードは『みんなに緊急提案』っていうことでしたが、そのお話も含めて、青山さんの解説です」

青山繁晴
「はい。まず皆さんこれ、いわばこのコーナーの表紙ですけどちょっと見ていただくと、これがその南三陸町の防災庁舎なんですね。今は赤い鉄骨だけになってしまいましたが。この2階のこのこの部分から、遠藤未希さんと三浦毅さんが最後まで放送なさってたと。そしてこうやって、これ、こないだ撮ってきたばかりの絵(写真)なんですけど、まだこういう状態なんですね。まるで原子爆弾が落ちたような状態ですが、その小さな町の、この佐藤仁さんていう町長が、内閣総理大臣と直接向かわなきゃいけないと、いうことになってるわけですね。それちょっと、映像を見ていただけますか(VTR開始)」

青山繁晴
「はい。南三陸町の、これ、今なんですけれども、まあこれ、あの、地元の人に言わせると、これでもずいぶん瓦礫撤去は進んだってことなんですが、皆さんもう一度言いますが、ほんとに原子爆弾が落ちたようなあとになってますね」

青山繁晴
「そしてこれは今申した防災庁舎で、こうやってみんなの手づくりの祭壇ができてるんですね」

青山繁晴
「で、この隣り、僕の隣りにいたのは、小野寺さんという自民党の議員ですが、自民党云々関係なく、彼ほんと地元のために、泥まみれ、汗まみれ、涙まみれになってずっと地元に張り付いてますね」

青山繁晴
「そしてこれ実はテニスコートの上につくった、いわば臨時、ミニ、何て言いますかね、役場であり、町の行政機能を全部ぎゅっと詰め込んだ、ミニ官庁街なんですね。これ実は僕、感心したんですよ。これあの、テニスコートの上につくられたんですけれどもね。あの、警察から病院までありとあらゆる物があります」

青山繁晴
「そして今、佐藤町長とお会いして、これは実はこないだ、この番組でもお話しさせていただいた、えー、チャリティー講演会で、6時間、僕なりに話をしまして、300万6400円の義援金ができました(チャリティー講演会の収支が青山さんのブログに掲載されています)。それを今、佐藤町長に、目録でお渡ししました。お金自身は、町の口座に振り込んだんですけれども。今、あの、絵見ていただいても、佐藤町長がもう、こうすごく、あの、こう拝むように受け取っておられたのを、ご覧になったと思うんですね。で、もちろん、その、一人一人の、いわば小さな志がきちんと集まって、あの300万6400円になったので、それをちゃんと受け止めてくれる町長ですから、それが第一ですけど、同時に、実は町にとっては、もう本当にお金が急激に大問題になってる、お金が足りないってことが大問題になってるっていう、ことが実はあるんですね。僕も現地に入るまで、知らなかった事実があって、それは例えばこういうことなんです。ちょっと出していただけますか」

村西利恵
「災害によって住めなくなった地域のために、法律に基づいて行われる、防災集団移転促進事業というものがあります。この事業の主体は市町村ですが、国の補助が4分の3、出るというものなんですね。この東日本大震災を受けて、宮城県は、国に、4分の3ではなく、全額負担してほしいということを求めていました」

青山繁晴
「はい。これあの、すごく漢字ばっかりで難しそうに見えますけれども、要するに大きな災害受けちゃったら、その、災害地にもう住めない、あるいはもう住みたくない場合は、みんなで、これ大事ですね、バラバラに孤立して移転するんじゃなくて、街や村がそのまま、例えば子供たちももちろん一緒に、みんなで一緒に移転して、そこで新しい村づくり、町おこしをやりましょうという、これは事業であってですね、これは法律に基づいてるんですけれども。だから、国は基本的に4分の3まではちゃんと援助して、主体は市町村であるけれども、国が援助しますよって話だったんですよ。で、これ奥尻島地震をはじめ、えー、色んな災害にもちろん適用されてきたんですが、今回はあまりにも規模が大きすぎて、とてもじゃないけど自治体で賄いきれないから、例えば宮城県は、今回、国に全額負担して下さいと、言ってるんですね。そこまでは僕もよく分かってたんですけれども、現地に行って、その、町長はじめ関係者に訊いたら、それがとんでもない話になってて、こうなってるんですよ。出して下さい」

村西利恵
「南三陸町の高台移転事業費、その負担の割合は、南三陸町が1000億円、宮城県が1100億円、そして国は600億円

青山繁晴
「はい。これあの、もちろんまだ決まった話ではないんですが、今年の初めに、南三陸町の町長に対して、これ国から直接に言ってくれたんじゃなくて、県庁から、こうなるんですって話が突然来たと(一同驚き)。そうするとね、もうこれ具体的に、南三陸町1000億円、町が1000億円出さなきゃいけない。ところが小さな町ですからね。その、年間予算で、だいたい自由になる金が最大でも3億円なんですよ。町長にも確認しました。そうするとね、300年かかってもこれできないってことになるわけですよ。じゃあ…」

山本浩之
「本気ですか、それ」

青山繁晴
「ええ、これ本気だっていうことなんですよね。で、これを、その、例えば町債、町が特別な債券をい発行して借金してもですよ、それを返せるアテが全然ないんですよ。予め破綻しろと言ってるようなものであって、従って、こういう話になった時に、実は佐藤仁町長って余計なこと言わない人なんですけれども、あの、青山さん、色んなこと踏まえて考えると、一体菅さんというのは、何のために総理をこうやって続けてらっしゃるのか、何が目的なんですか、そして一体いつまでおやりになるんですか?と、ね

一同
「うーん」

青山繁晴
「あの人が総理やってるからこう困るとは、穏やかな人だからおっしゃらなかったけど、それは僕らに気持ち伝わりますよね。その、その質問って今まで受けたことなかったんですが、その、さっき映像でも出ましたけど、隣りにたまたま、その小野寺さんて議員がいて、もう一回言いますが、その、自民とか民主とかそういう問題じゃなくてですね、彼は本当に良心的に動いてることは間違いはありません、あの、この時ですね(VTRで町長との面会リプレイ)、で、小野寺さんが、まず、佐藤仁町長は、プロの政治家である小野寺議員に訊いたわけですよ。ま、僕よりも。そしたら小野寺議員が、いや、それは菅さんがちょっと狂ってしまってるんじゃないでしょうか、よく分かりませんがそうとしか思えませんと言ったら、佐藤さんは、そんな説明になってないなって顔を当然されて、で、僕はプロの政治家を前に僭越だったけれども、いや、狂ってるんじゃないんですと。菅さんは、全く、その、昔の菅さんのまま、菅さん42歳の時から、僕は政治記者として取材を始めました。以後22年ですよね。もう普段からああであって、菅さんは狂ってしまったというような言い方が適切なんじゃなくてですね、本当は、あくまでも菅直人らしくやってるんですよ。それはどういうことかというと、こうです」

村西利恵
「総理側近によると、『菅さんは自分をヒーローだと思っている。そのわけは、浜岡原発の停止要請から“菅おろし”が始まったと思い込んでいるから』

山本浩之
「ええっ(笑)」

青山繁晴
「これね、あの、まず首相側近、これあの、菅さんにも側近っているんですよ(一同苦笑)」

村西利恵
「いるでしょう、うん」

青山繁晴
「例えばね、総理補佐官をやってた人。側近なのに、なぜかどんどん外されちゃうってことが起きるんですが、これだから、本当は元側近と言うべきでね。もうみんなどんどん離れ始めてるから、本当はこうなんだってことを、これ一人じゃなくて何人もが、もう話すようになってるんですよ。で、今スタジオの中に、あの、笑いが漏れましたが、その通りで、これ、浜岡原発を止めてから菅おろしが始まったんじゃなくて、3月11日に震災があって、その翌日の朝7時11分に、福島第一原発に乗り込んでしまって、そのために色んなことがストップして、大災害になったんじゃないかって疑いを含めてですよ、もうずいぶん前から、菅さん代わってもらわなきゃいけないって話になってるのに、自分でストーリーを作ってですよ、本当はこの番組で言った通り、アメリカの圧力で浜岡原発の停止もしたのに(5/12放送分参照)、自分は脱原発を言ったので、経産省と電力業界がグルになって、俺を悪辣にも引きずり下ろそうとしてるんだっていう、こうストーリーを作って、その中に住んでるんですよ。それ昔から菅さんはそうです。本当に市民運動家だったのかっていうの僕は改めて、疑問に思ってます。その、市民運動というのも実は、自分で作った、権力に上るためのストーリーだったんじゃないかなと思うんですが。話を戻しますとですよ、こういう菅さんが、皆さん、あの、起きたばっかりの、いわばエセ内閣改造、官房長官は内閣改造じゃないって言ってるけども、どう見ても内閣改造にしか見えないことをやりましたよね。その中身見てもらうと、この、菅さんのほんとに考えてることっていうのは、かなり見えてくるんですね。はい、ちょっと出して下さい」

村西利恵
失敗の閣僚人事ということですが、今回の内閣改造はポストが2つ新設されました。それが上の2つですね。原発事故収束・再発防止担当大臣に細野豪志さん。そして東日本大震災からの復興担当大臣に松本龍さんが就任しています。それから国民新党・亀井代表は首相補佐官に、元自民党参議院議員の浜田和幸さんは、復興担当の総務政務官に就任しています」

青山繁晴
「はい、これ実はですね、その、色んな報道されてるけれども、ま、もう一度申しますが、間近に見てきたその菅さんの姿からするとですよ、自分をヒーローにするために、すっごく、こう、したたかに仕組んでるんですよね。要するに脱原発で自分をヒーローに仕立てたいから、その、脱原発に関しては、このかっこいい細野さんね、まだ39歳ですよ。民主党で30代で入閣したのは彼が初めてですね。そして海江田さんはなかなか言うことを聞いてくれない。そして海江田さんのイメージはあまり良くない。だからここで、その細野さんの、このスマートさもね、使って、その、反原発、脱原発っていうね、のを、こう自分に印象付けたいと。しかし復興全体で言うとですよ、これ松本龍さん、すごく地味な方ですよ。というか、言い方変えると、あんまりしゃしゃり出ない人ですよね。わりと親分肌で、後ろに引っ込む方が好きな人で。ということは、復興が仮に進み出したら、この人の功績になるんじゃなくて、やっぱり自分の功績にしたい。そういう人事ですよね(一同笑&ざわ)」

村西利恵
あんまり目立つ人だと自分の手柄にならないからと

青山繁晴
「嫌なんですよ。新聞には色々書いてあったけど、ほんとは最初からこの松本龍さん狙ってたと思いますよ。総理に対してはあんまり文句言ってないし」

山本浩之
「何度も断ったのに最終的に…」

青山繁晴
「そうです。3度目でやっと言うことを聞いてもらったんですが、それにはそういう底意が、もう十分に感じられるし、さっきの、元側近たちも実はそうだと言ってるわけですよね。それからさらにこの一番下(浜田和幸)を見ていただくとね、何でわざわざ自民党を怒らすのかと。ね。そして浜田和幸さん、復興担当の総務政務官って言ってるけども、この総務大臣の片山さんがですよ、私の知らない人事だから興味ないっていうことを言ってるんですよね」

山本浩之
「うん」

青山繁晴
「あの人、元お役人ですよ?それが言うってことは、浜田さん仕事させてもらえないってことでしょ。だから何にも効果は出ないのに、自民党が怒っちゃったから、しかも参議院に手を突っ込んだんだから」

岡安譲
「そうですよねー」

青山繁晴
参議院では野党が多数派なんですから、何もこれ法律通らないでしょ。つまりそういうことなんですよ。法律通さないつもりですよ

山本浩之
「それが狙いなんですか?」

岡安譲
「やっぱりそうなんですか、そこが狙い…」

青山繁晴
「そうなんです。だって法律通ったら辞めるけども、法律通らない限りは、特に再生可能エネルギー法案ね、それは自分が通すんだと言ってるから、通らないでずっとこう揉めた方がいいということになるわけですよ。ところがここ(モニターの見出し)に失敗って書いたのはですよ、そうやってこう、つまり、こういう人たち(細野、松本ら)相手にはそれ、うまく通用したけど、通用しなかった人が一人いるわけですよ」

村西利恵
「それが亀井さん…」

青山繁晴
「亀井さんに、要するにリスクを半分背負ってくれと、つまり副総理になってくれと、ね。あなたは、その、郵政民営化でも頑張りたいんでしょみたいなことを持ちかけたけど、亀井さんはそれを蹴っ飛ばして、何をやったかというと、総理補佐官。ね。ま、あの、あえて言うと、これだけの大物が総理補佐官になるんですよ?総理補佐官て、しかしね、その、閣僚と何が違うかというと、閣僚は閣内一致しなきゃいけないから、最終的には意見違っても、総理大臣の言うこと聞かなきゃいけないけど、総理補佐官というのは、言いたいことを言うわけですから、こうしろああしろっていうふうにですね。だから亀井さんフリーハンドを取っちゃったんですよ。だから本当はものすごい失敗の、いわば、あの、やがて失敗になるような自爆装置を体内に持ってしまったような実は内閣改造なわけですね。で、この辺もやっぱり、菅さんは僕は総理大臣の器じゃないと、すみません、この『アンカー』で何度も申しましたが、自ら宰相の器じゃないことを自覚して、お辞めになるべきだということを当初から申してきたんで、別に浜岡を止めたから、この『アンカー』でもそういう話になったわけじゃないわけですよね。そして、その菅さんが、さらに、いわば、菅さんなりの将棋の駒を進めたのが、まずこれですね」

村西利恵
「菅総理はおととい(27日)の会見で、『エネルギー政策について、国民に信を問う考えはあるか』という記者の質問に対して、解散を否定しませんでした

青山繁晴
「これ僕はおとといびっくりしたんですよね。というのは、これ、国民に信を問う考えっていうのは、これ紋切り型の質問なんですよ。これ、僕は政治記者の時も、僕自身も何度も総理に訊きましたよ。これ何言ってるかというと、衆議院解散しますかと、訊いてるんでね。で、解散しますなんて言うわけないけど、紋切り型ってのは必ずこれ誰かが訊かなきゃいけないんですよ。で、必ず総理大臣ていうのは、そんなことは念頭にありませんと。どうしてかというと、衆議院解散して民意を問うっていうのはとても大切なことだけれども、しかし、それで仕事は、まあ普通考えても1カ月はできなくなっちゃうわけだから、だから今の仕事に専念すると、その、答えて、それと同時に解散権は総理大臣だけが持ってるんだから、いつでも抜けますよって雰囲気だけでいいわけですよ。それが、これ否定しなかったんで、えっ、ここまでやるかと僕は思ったら、それどころじゃない。きのうはもっと、もっとすごいことあったんですね。それはこれです」

青山繁晴
「総理は、きのう(28日)の両院議員総会で、『エネルギー政策をどのような方向に持っていくかは、次期国政選挙でも最大の争点になる』と話しました」

青山繁晴
「これは、僕はほんとに、椅子から転げ落ちましたよ。これあの、誇張して言ってんじゃなくて、ほんとに椅子からこうガクッとね、膝が割れて転がり落ちたんですよね、転がり落ちそうになったんですよ。それ、どうしてかというとですよ、いやしくも内閣総理大臣が、次の国政選挙では、こういうことが争点になります、つまり俺は、俺の言うこと聞かなかったら解散するぞっていうふうにね、しかも与党議員に対して。野党を牽制するならまだしも、自分の与党議員に対して、これしかも両院議員総会の冒頭にやったんですよ、これ。それ脅しかけてですよ、そして例えば今朝の新聞見ていただくと、それからさっきのVTR(ストレートニュース)の印象もね、こう、けっこう総理に対して文句言ってるじゃないかって感じするでしょ?それ実態違います。これあえて言うとね、今朝の朝刊各紙では産経だけが一番正確に書いてたと思うけど、冒頭それをぶちかまされて、民主党の議員はもうシューンとなってですよ

山本浩之
「みんな腰が砕けちゃった」

青山繁晴
「で、選挙が比較的強いと思ってる人だけが声挙げたわけですよ。選挙に不安ある人はみんな一発でこう静かになってしまった。だからこれあえて言うと菅さんだけじゃなくて、この番組ご覧になってるかもしれない国会議員の方に申すと、選挙、負けたらば、違う人生歩めばいいじゃないですか。そんなに議員の仕事守りたいんですか。議員てのは本当は人のために自分を犠牲にする仕事なんであってね。あの両院議員総会は語るに落ちたけども、その、人間のそういう卑しいところを突いてくる、内閣総理大臣てのはほんとに子供たちの教育にも悪いと思うんですよ。しかし問題は、じゃあその、単なる脅しなのか。ほんとに衆議院解散総選挙、この、被災地も含めた総選挙をやるのかどうかっていうのが、最大の疑問ですね。だから後半はそれを考えたいんですけれども、キーワードはこれです(フリップ出す)」

村西利恵
「ここでズバリキーワードは『穴ねらい』。果たして菅総理の狙いとは。解散総選挙は本当にあるのか。CMのあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「ま、今、衆議院を解散して総選挙に踏み切ったら、一番不利なのは菅総理自身ではないかなっていうふうな、思いはするんですけれども、それでも、本当に今後、解散総選挙、できるのか。えー、2つめのキーワードは『穴ねらい』でした。お願いします」

青山繁晴
「はい。あの、今、ヤマヒロさんがおっしゃったね、山本浩之アナがおっしゃってくれた、その、解散ってほんとにできるのかと。こういうのってね、政治家に訊いてもダメなんですよ。もう、もう自分のことで頭いっぱいになっちゃってるから。で、常に、この、普段からずーっと情報を少しずつ少しずつ集めて、いつでも何でも知っている機関が日本にありますよね。日本のインテリジェンス。だから当然それにまず訊いてみました。答えはこうです」

村西利恵
日本の情報当局者によると、『本気で“脱原発解散”をするつもりだ』

青山繁晴
「はい、これほんとは3人に訊きました。えー、年代も、すごく上の人から、わりと若手の最前線まで3人に訊いた。もうこれ3人っての、絶対最低限必要なんですよね。ウラ、オモテ、真ん中が必要だから。で、そうしますとピタリと一致してて、いや、青山さん全く本気ですよと、菅総理は。で、僕も当然ね、その、元政治記者のはしくれとしても、今、総選挙やったら、どう考えても、まあ自民党もあまりしっかりしてないけれども、民主党が勝つとは思えないけどって訊いたら、こういう人たちってのは選挙情勢ってのも実はずいぶん調べてますよね。だから脱原発っていうことを、ほんとに前面に上手に出した場合は、ギリギリ勝てるんじゃないかというのを、いや、彼らが思ってるんじゃなくて、菅さんはそう判断してると。ね。だから少なくとも、その、菅さんが単なる脅しじゃなくて、本気でやろうとしてるんだと。で、僕はそういう感覚だけじゃなくて、もし総選挙をほんとにやろうとしてるんだったら、準備してる役所がありますねと訊いたら、この情報当局者たちは、あ、我々は、準備してると考えてるよと言われたんで、じゃあその準備してるはずの役所そのものに訊きました。はい出して下さい」

村西利恵
総務省の幹部によると、『総選挙の準備はしている』

青山繁晴
「はい。これはもう、明言したんですね。で、これも複数ですが、一番明言した人は実は1人であって、この人は、わりと、幹部ではありますけど、若手です。どうしてかというと、この総選挙の準備っていうのは、実は総務省が判断することじゃなくて、官邸から降りてきたら、もうその、若手を中心に、若手中堅を中心に実務者が、ブワーッと動かないといけないんですよ。膨大な準備するから。だからこういう場合は必ず総務省の若手に訊くべきであって、そうすると彼は、彼は僕はとても良心的な人だと思ってるんですが、ま、そのかわり役所辞めたいって悩んでる人でもあるんですが、彼がはっきり、してますと言われたんですよ。で、僕はこの辺(こめかみ)がちょっとだけプチッと切れてですよ、だって南三陸から帰ったばかりですから」

一同
「うんうん…」

青山繁晴
「あの南三陸町、皆さんさっきの映像見ていただいたでしょう?あそこで総選挙やるんですか?と。さっき、瓦礫を積んだトラック走ってましたが、あそこを選挙カーが走ったら、暴動が起きますよ!と」

村西利恵
「ほんとですね」

青山繁晴
「本当は菅さんに言いたいとこですが、この気の毒な若手幹部に、あの、僕はけっこう怒鳴ったところ、いや、青山さん、そう言われるのは分かるけど、しかし理論…(南三陸町の瓦礫積んだトラック走ってるVTRが出る)、このかわりに選挙カーが走る姿を考えてみて下さい、皆さん。いや、もう、世界からじゃなくて、もうほんとにみんなが見捨ててしまいますよ、この国を。ところが、その総務省幹部は、気持ちは分かるけれども、理論的には可能ですと。つまり投票率がドーンと落ちるだろうけれども」

山本浩之
「はあー」

青山繁晴
「例えば投票所の工夫によっては、ある程度の、例えば20%程度の投票率が何とか維持できたら、その選挙、衆議院が解散されてしまったら、ほっとくわけにいかないんだから、総務省としてはそういう準備をしているということなんですよね。で、こういう話が出たから、当然僕は、実は、その佐藤町長に会う前から、会う前からもこういう話聞いてたから、その、佐藤町長にも訊いてみたんですね。そうすると、答えはこうでした」

村西利恵
佐藤町長によると、『総選挙なんて、とんでもない』と

山本浩之
「そりゃそうでしょう」

青山繁晴
「これね、あの、佐藤さんもう、このアップ通りで、ほんとに温厚な人なんですよ。穏やかな人で。そしてこの佐藤町長って皆さんご存知ですね、さっきの防災庁舎の一番屋上で、このポールにしがみついてて、何とか生き延びたっていう、もうほんとに、九死に一生を得た人ですが、そういうことを顔に出さない人ですよ。ね。そして、例えば遠藤未希さんだけじゃなくて、生き残った、あの、職員のことも本当に考えてくれる、ね、あの、一人だけをヒーローにしないっていう意味でも、とてもこのバランスのとれた人なんですが、この時だけはね、とんでもないですよ!と。ね。もう顔つきが、もう一瞬だけど、もうあの、夜叉のように変わってですね、とんでもないですよ!そんなことは、そんなことはとんでもないですよ!と言われてもう、言葉を失われたわけですよ。ところが菅さん何を考えてるかというと、さっきキーワードで穴ねらいって出しましたね。その穴って何の穴かというと、もう岡安さんも色々考えたでしょうが、これ何の穴ですか?」

岡安譲
「何か抜け穴、ですか。例えば法律とかの抜け穴とか」

青山繁晴
「ああ、さすがですね。まあ法律の抜け穴、その通りなんですよ。で、しかもこれはただの法律じゃなくて、例えば公職選挙法の抜け穴とかじゃなくて、憲法の抜け穴なんですよ」

一同
えっ

青山繁晴
「憲法に、あの、憲法は色んな議論ありますが、日本国憲法に欠けてるものが実は2つあってですね。ひとつは、内閣総理大臣を辞めさせる手段がない。つまり、任期がないんです。任期ってその、人の気と書く人気じゃなくて、期限ですね。任期の定めがないから、本人が辞めない(「辞める」の間違い?)と言わない限りは、いつまでもできてしまうって世にも稀なる憲法なわけですよ。で、ひとつだけ手段があって、それは内閣不信任案を可決すること、あるいは内閣信任案を否決すること、同じことです。ま、要は、信任しないっていうのを国会がやること。ところがそれ、こないだ葬ってしまったじゃないですか。菅さんがサギを働いて。辞めるかのように見せて。そして同じ国会では、一回しかこの内閣不信任案は出せないっていうのが国会の慣行で。慣行なら破れると思うかもしれないけど、国会ってのは慣行で動いてるから、それ破るわけにいかない。それを見抜いてるから、延長延長というふうに、菅さんは主張したわけですよ。つまりはっきり言うと、日本国憲法が想定してなかった、つまり総理大臣というのは、例えば上に国の象徴の天皇陛下もいらっしゃるし、その、民意と、あの、全部合わせて、自分は退くべきだと思ったら辞めるでしょうというのが、憲法の予想してることなのに、こうやって辞めない人を想定してないから規定がないわけですよね。それを、実はその穴を、悪用してるわけですよ。そうすると今日の、最初のキーワードの、みんなへの緊急提案ていうのは、実はそんなすごい、かっこいい提案じゃなくて、まず国会がやらなきゃいけないと思うのは、つまり、政治家では、この解散総選挙を止めることができないんですよ。法律で、憲法で止まらない。止められるのは、これ本当に有権者だけです。民意だけです。ね。こんな時に解散総選挙をしちゃいけない。そして、それをやったら菅さんは脱原発掲げようとも、それとはまた別問題で、その政治判断そのものを、私たち認めないってことを事前に民意で示す以外にはこれ、止められないんですよ。そして皆さん、これは、僕の緊急提案、実は意味があるんじゃないかと思うのは、まず有権者が国を動かすってことにもなるし、まずはこのおかしな解散総選挙を止めることから、実は政治が自ら顧みるきっかけにもなるかもしれないと思うので、今日は、その提案をさせていただきました」

山本浩之
「ありがとうございました」
2011-06-27(Mon)

青山繁晴のニュースDEズバリ!  6月22日放送

      

      

被災地襲う次の問題放射性廃棄物どう処理無策の菅政権・衝撃の事実を青山がズバリ!

山本浩之
「えー、東京の青山さん」

青山繁晴
「はい」

山本浩之
「よろしくお願いします。まずこの汚染水の処理が遅れているという、まあ、VTRをご覧いただきましたけれども、これについてはどういうふうにお考えでしょうか」

青山繁晴
「あの、今皆さんご覧になった通りですね、あの、日本で言うと、東芝、日立、そしてさっき出てなかったですけど、日揮っていうメーカー、ま、3メーカーあって、それプラス、フランスのアレバと、そしてアメリカのキュリオンて会社があるわけですね。で、それぞれが自前の企業秘密、えー、外には見られたくないノウハウを抱えたまま、知られないようにしながら、このシステムを動かしますから、つまりバラバラのままくっつけてるわけですね」

一同
「はあー」

青山繁晴
「だから初期のトラブルってのは実は、もう当初から必ず起きると、言われていたわけです」

山本浩之
「なるほど、そうですか」

青山繁晴
「はい。だから、今、試運転の段階でトラブルが起きたからといって絶望っていう話ではない。但し、まさしく今、政治の話が出てましたけれども、その企業秘密を乗り越えて本来つなぎ合わすのが、本来は政治の力なんですけれども、それが欠けているっていうことですね」

山本浩之
「なるほど。そこで、今日の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナー、えー、この原発事故関連のお話だと、いうことですよね」

青山繁晴
「そうです。あの、さっきの田中秀征さんの話じゃないですけど、菅総理と違って我々国民の目は依然として福島原子力災害に強く注がれていると思いますね。それは福島県民の今後を心配する目でもあると思いますけれども。この汚染水処理システムも、ま、これからどうなるのか、これからどうするのかという問題ですね。で、ところが例えば汚染水処理システムには、こう、メディアの目も向いてて今のように報道されてるけれども、実はこれからどうなる、どうするについて、一番大事な本質的なことが、実はまだ隠されたままになってるってことを今日はお話ししたいんですね。で、その上で、今日のキーワードはこれです」

山本浩之
「はい。えー、『一番つらいことから向かいあう』」

青山繁晴
「はい。実は、福島県民にとっても日本国民にとっても、あるいは世界にとっても一番つらいことがまだ伏せられたままになっていて、このことが実は日本の危機管理の最大の問題点だと思うんです。今回の災害で、日本は危機に弱い、非常時に弱いってことが世界に知られてしまったんですが、その大きな、根本的な原因というのは、一番つらいことからこそ目を背けると、政治が目を背ける、メディアが目を背けるから、国民もそこに目が向かない。今日のこのコーナーはあえて一番つらい、僕も話してて、おそらく苦しいであろう、お話を皆さんと一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「分かりました。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「えー、青山さんの言葉を借りれば、一番つらいことがまだ伏せられていると。その本質的な問題とは何なのか。さっそく、今日は東京のスタジオから、青山さんの解説です。よろしくお願いします」

青山繁晴
「はい。今日は福島原子力災害に関して、これからどうなる、これからどうするについて一番つらいことを見ていくんですが、まずは、その、これもつらいんですけど一番つらいことと言うよりは、とても現実的な話をまずしますと、当然これから最終的に解決していく時に、どれぐらいコストがかかるのかという費用の問題がありますね。それ、どうしてかというと、おそらくは東京電力が全部、基本的には負担していくので、それは結局は私たちの電気料金、あるいは私たちの生活上の電気料金だけじゃなくて、産業界の支払う電気料金にもつながっていって、生活も困れば、あるいは経済自体も弱っていくということが心配されてるんですね。で、このコストの問題について、例えば今一番、私たち関心を寄せている汚染水の処理については、実はこういうことがありますね。まずこれから見て下さい」

山本浩之
「ああー、『無契約の契約』」

青山繁晴
「はい。これ、えー、実は先ほどの汚染水処理システムを、日本が、例えばフランスのアレバ、そしてアメリカのキュリオンに、契約する時に、契約しながら実は契約がないんですよね。つまり契約がないまま、つまりあとになったら一体いくらの請求書が回ってくるのか分かんないまま、金額を決めないで先に仕事を頼んでしまったという現実がありますね」

山本浩之
「確かにそうですね」

青山繁晴
「で、このことは今まで、『アンカー』でも指摘してきたんですが、まあ、その『アンカー』で言うだけではなくて、実はこの問題を、フランス政府の高官自身にぶつけてみました。で、フランス政府の高官に会ってきたんですけれども、実はこのフランス政府の高官というのが、どこの、フランスの中のどこの役所の人か、それも申せません。えー、それから、フランス国内で会ったのか、日本で会ったのか、第三国で会ったのかも申せない。ただ、言えるのはですね、この人がフランスの原子力政策と、それから原子力のビジネス、両方に通じていて、しかも、日本の政治や経済だけじゃなくて、社会や文化まですごく通じてる人なんで、実はキーパーソンなんですね」

一同
「へえー」

青山繁晴
「で、このキーパーソンだからこそ、実は表に出てきてません。表に出てこないから、すみませんが、どこの役所に属してるかも言えないんですけれども、この人にぶつけてみますと、実はこういう答えが返ってきました。はい、それはこれです」

山本浩之
「はい、読ませていただきます。『事前の契約なしに、日本が汚染水処理をフランス・アレバ社に要請したことは事実』」

青山繁晴
「はい。ま、こうやって事実を認めてくれたんですね。で、その上で、これは緊急時だったから致し方ないと、やむを得ないことだったっていうふうに、このフランス政府高官は言いました。僕はそれに対してですね、いや、それは緊急時だからやむを得ないってわけにいかないんだと。どうしてかというと、これは世界に間違ったメッセージを日本が送ってしまったと。つまり日本という国は、非常時や困った時になったら、無契約でも、もうお金いくらかかってもいいから、海外の企業などに発注するというイメージができてしまった。しかもフランスのアレバ社というのは、要は政府がほとんどの株を持ってるフランスの国策会社ですから。要するに外国に物を頼む時に、非常時だったら、もうとにかく、とにかくお願いしますと、ひたすらすがるだけだってイメージを与えたから、これは許すわけにいかないんだと、申したわけです。しかも東電だけの問題じゃなくて、ほんとは日本政府が主導権持ってるわけですから、大きな問題だと言いましたら、えー、このフランス政府高官は、さらにこういうことを実は申しました」

山本浩之
「『処理システムはアレバだけでなく、アメリカのキュリオン社や、日本の東芝、日立、日揮が参画している。支払われる全体額のうち、我々は10%しか受け取らない予定だ』」

青山繁晴
「はい。えー、これはあの、もちろん、全くの新事実です。但しですよ、あの、当然契約がないわけですから、まあ、全体の1割ぐらいしか受け取らないっていうこの政府高官の考え方であるというふうに理解した方がいいと思います。で、但し、これを日本政府に確認してみました。日本政府の中で、あえて申しますが、とても良心的だと僕は思う人に確認したら、ま、実はその通り、全体の支払額の1割ぐらいしか今回はフランスは請求しないんじゃないかなと、思ってますと。ところがですね、それは実は今回良心的にやってくれるという話よりも、実はこの先にもっと大きなビジネスが、フランスにとって大きなビジネスが待っているからだと、言ったんですね」

一同
「はあー」

青山繁晴
「で、そのビジネスっていうのは、実は何のことかというと、それは実はこういう怖ろしい話なんです」

山本浩之
想像を絶する『高レベルの放射性廃棄物』が生まれる

青山繁晴
「はい。これは、今申しました、例えば汚染水の処理システムを、具体的に見ていただくと分かっていくんですね。この想像を絶するって今ここに書いてるのはですね、その、質も、量も想像を絶する。質というのは、要するに、放射線による、放射性物質の濃度がとっても濃い、人類が今まで触ったことないぐらい、濃い物が、それも想像を絶するぐらいまさしく、たくさん出てくるっていう心配なんですが、それは、皆さん今ご存知の、さっきもVTRにあった処理システムを見ていただくと分かるんですね。えー、これ、もう一度見ていただくとですね」

青山繁晴
「このように、まずは東芝が、汚染水の中の油を分離して、そのあとこれはフランスのアレバじゃなくて、アメリカのキュリオンという会社が、セシウムを吸着させる。これ吸着させるっていうのは、何にくっつかせるかというと、これゼオライトっていうものなんですね。ゼオライトって今まであまり馴染みなかったと思いますけれども、これ要するに石です。えー、鉱物、鉱物って、好きな物って意味じゃなくて、石の鉱物ですね。で、この鉱物は細かい穴がたくさん空いてて、その穴の中に汚れた物を吸い取ってくれる性質があるんですね。で、それ実際に、ま、少なくとも1000分の1に、例えばセシウムがなるということがもう、この試験運転で確かめられたんですが、じゃあ、ヤマヒロさんも村西さんも田中秀征さんもお気付きだと思うんですけど、それ水はきれいになってこっちへ進んでいくけれども、そのあとに例えばこの、キュリオンの段階で、信じられないぐらい放射性物質を吸い取ってしまったところの、ゼオライトが残るわけですよね」

一同
「そうですね」

青山繁晴
「で、この例だけでもそうなんです。従ってその、だんだん、福島第一原発の処理が、進んでいけばいくほど、信じられないような濃度の濃い放射性物質もたくさん残ってしまうってことなんですね。で、じゃあ、それをですね、どうするのかと。例えば、福島県以外の46都道府県のどっかがそれを引き取ってくれるのかと言いますとね、これあの、皆さんもうテレビご覧になってても分かると思いますけど、例えば大阪府下がこれ引き取れますか?橋下徹さんのような勇気のある知事であっても、これ引き取るっていうのは無理ですよね。それから例えば、青森県に、皆さんご存知だと思います、六ヶ所村という施設があって、ここが引き取れっていう話はひょっとしたら一部の人は考えてるかもしれないけれども、実際の六ヶ所村の施設というのは、核燃料の再処理と、それから低レベルの、例えば僕が福島第一原発に入った時も、防護服着てましたが、その、もう捨ててしまった防護服ですね、ちゃんと決められたルールで捨てましたけど、その防護服のような物を低レベルの放射性物質と言って、それは六ヶ所村で引き取ってくれるんですけれども、今回のような高濃度の物は、引き取っても、それは預かってるだけなんです。つまり中間貯蔵をしてるだけであって、最終処理、最終処分場にはなってくれないわけですね。そうすると、国内がダメだとなると、もうあと1つは、もし福島県でやらないんだったら、要は海外の貧しい国に、お金をたくさん出して引き取ってもらうしかないわけですね

山本浩之
「うーん」

青山繁晴
「そして皆さん、今日時々話に出てるこのフランスという国はですね、実は、海外から核燃料を引き取って再処理してて、それやってるのはフランスとイギリスだけなんですね。従って、核廃棄物の問題で世界と一番付き合ってるのがこのフランスなんですが、だからそのフランス政府の高官に、これどうですかと聞いてみたら、まず、日本の国内の引き取りが難しいのはその通りだろうと。その上で、こう申されました」

山本浩之
「『フランスも、ほかの国も引き受けないだろう。仮に外国に引き受けさせれば、世界における日本のイメージは最悪になる』」

青山繁晴
「はい。まずフランスもですね、さっき言いました通り海外から放射性廃棄物を預かるんですけれども、高濃度の物は、いずれ一定期間内に、元の国に戻せって法律があるんですね。実際に日本が頼んで、今まで、ま、平時で、つまり今回の危機じゃなくて、処理してもらった物は、もう高濃度の物が日本に帰り始めてます。だからフランスも引き取れない。フランスが引き取れない物を、貧しいからといって引き取る国もないだろうと。つまりフランスも仲介はちょっとできませんよって意味ですね。で、それに加えて、万万一、例えばアフリカのいわゆる最貧国、もっとも貧しい国で引き取ってくれる国があっても、それをやったら日本は日本は、青山さん、おしまいですよと言われました」

山本浩之
「そうですねぇ…」

青山繁晴
「もうその、イメージ悪化から抜け出すことはできないだろうと。ということは、話をぐるっと元に戻しますと、どこでやるかと言ったら、これ、福島県で引き取るしかないわけです。今、菅総理は福島県を、自然エネルギーの聖地にすると、いう、ま、きれいなことをおっしゃっていて、例えば福島県知事の佐藤さんも、県から、地元からの提案として、国に出した提案書、出しました。その、いわば積極的な努力は僕は高く評価しますが、でもそれも、実は自然エネルギーの聖地にするような趣旨になっている。ところが現実にはもう、動かなくなった原発、そして、そこから出てくる廃棄物、それを福島県内の、おそらくは第一原発と第二原発の構内を使って引き取るしかないという現実が実はあるわけですね。で、これも、フランス政府の高官に意見を聞いてみると、こう答えました」

山本浩之
「『低レベル放射能廃棄物は六ヶ所村に移せるのではないか。しかし、高レベル放射性廃棄物は現場、福島原発で最終処分するしかない』」

青山繁晴
「はい。すなわち私の問いかけに対して、この後半の部分は、まさしく私の見方と同じ現実ですよってことを、もう一回言いますが、この人は日本やアジアの現状もよく知ってて、それから放射性廃棄物の処理に、ま、生涯捧げてきた人ですけども、その人から見てもそうであると。そしてこの前半部分はですね、低レベルだったら六ヶ所村で預かってくれるんじゃないかと彼は言ったんですが、これははっきり言って甘いです

村西利恵
「甘い…」

青山繁晴
「同じ低レベルと言っても、じゃあ青森県の三村知事が、県民にそれを説明できるかというと、僕は相当厳しいと思うんです。というのは福島原子力災害は、実は、この、廃棄物の処理を含めて、実は冷温停止してもずっと続いていきますね。続いていく中で、同じ負担を青森県民にしろということが、果たして言えるでしょうか。それを考えると、もしも福島県民がこれをあえて引き受けざるを得ないとなると、だからこれがほんとにつらい話なんです。僕、今、話しながら、県民の方々の、最近毎週のように福島県に行ってるんですけど、顔も浮かんでくる、村長や町長の顔も浮かんでくるんですけど、この現実を僕らはまず見なきゃいけない。で、もし福島県民に私たち日本国民が、もうこうやって(頭下げる)お願いするとするとですよ、すると、心配なのは、福島県の、水は大丈夫なのかと。そこで処理していくうちに、水が地下水を汚染していくんじゃないかってことがありますね。で、このことも実は今回、この、ふだん表に出てこないフランス政府の高官に会った機会に、それを聞いてみました。すると、この問いに関しての彼の答えは非常に明快でした。はい、それはこれです」

山本浩之
「『地層をよく調べて、粘土層を活用するしかない』」

青山繁晴
「はい。すなわち、ま、日本の福島原子力災害は、チェルノブイリと違って、放射性物質が何でも出ていったわけじゃなくて、ヨウ素とセシウムがほとんどですね。で、ヨウ素はもうほとんど消えました。だから問題はセシウムなんですが、セシウムというのは土の中に入ると、動きにく、わりと動かない性質があるわけですね。で、その性質に加えて、その、物を通さない、粘土の層があったら、そっから下には行かないから、その、福島県内で、粘土層がどこにあるかをまず調べるべきだと彼は言うわけですね。で、この彼は、実務家ですから、評論家ではないので、フランスのあくまで実務に基づいて言ってて、それはこれなんです」

青山繁晴
「はい。これ、フランスのビュール地下研究所って言いましてね。この地図をちょっと見ていただきますと、えー、これだいたい首都のパリからわりと近くてですね、えー、250kmぐらいしかない。250kmほど東に行ったとこなんですね。これ、日本の首都の東京で言いますと、東に向いて250km、何とちょうど福島あたりです」

山本浩之
「ああー、そうですねー」

青山繁晴
「西に行けば名古屋あたりなんですけれども。これ、何で首都のパリに近い所に、この最終処分場、つまり高レベルの放射性廃棄物、もうずーっとそこに置いていくってものを造ったかというと、ちょっとこの図の方を映してくれますか」

青山繁晴
「図の方を映していただくと、皆さん、その、この図の中の上から3番目の赤い所を見ていただくと、そこに粘土質岩って書いてますね。ここがちょうど、粘土のような性質を持った岩の層になってるわけです。だいたい、えー、地下500mぐらい前後なんですけれど、ここに造っていて、で、これ今、建設中で、ま、2025年から運転を開始する、するんですけれども、この政府高官によると、ここに埋めた放射性物質は、どんな物でも、それが外、他に漏れていくまでには100万年は時間があると

村西利恵
「100万年…」

青山繁晴
「まあ、100万年後の人類だから、ほっといてもいいのかというわけにいきませんが、とりあえず100万年は大丈夫っていうことなんですね。で、このアドバイスっていうのは私たちにとって重要ですけれども、ということは、実は、この政局で混乱してる場合じゃなくて、福島県の地層をまず調べなきゃいけないってことも実はあるわけですね。で、今言った話も踏まえまして、全部を合わせて、もう一度私たちが一番つらいこと考えなきゃいけないのは、その、今、100万年なんていうとんでもない、その期間の話も出たけど、要は、福島県民が安心して暮らせるまで、あるいは日本国民がみんな安心できるまでには、一体何年かかるのかということが」

一同
「うん…そうですね…」

青山繁晴
「さらに皆さん、の、関心事だと思いますので、CMのあとはこのお話を具体的に考えてまいりたいと思います」

山本浩之
「分かりました。いったんコマーシャルです」

(いったんCM)

山本浩之
「確かに私たちが一番気になるのは、収束までに一体何年かかるのか。えー、続き、解説をお願いしたいと思います。青山さん、よろしくお願いします」

青山繁晴
「はい。この何年かかるのかというのが、実は今、一般的に言ってる冷温停止、だけではなくて、そのずっと先のことも考えなきゃいけないんだってことも、皆さん今日分かっていただけたと思うんです。その上で、今回フランス政府の高官とこれも議論いたしましたが、彼の1つの答えはこれです」

山本浩之
「『カメラを原子炉の中に入れるだけで5年かかる』」

青山繁晴
「はい。すなわち、日本の福島原子力災害の場合は、皆さんご承知の通り、核燃料が、もう全部溶けてしまって、底に溜まっているであろうってことなんです。誰も見た者はない。これを見るにはカメラ入れるしかありませんけど、それだけで5年かかるだろうと。実はアメリカのスリーマイル島事故の時には、だいたい3年ぐらいでカメラが入り始めたんですけれども、スリーマイル島事故からもう32年も経ってるから、僕は、フランスの技術も含めてもっと早くできるんじゃないかと、あの、もう、彼に噛み付いて言ったんですけれども、しかし彼はあくまでも、いや、今回の場合はカメラ入れるだけで5年かかりますよと。そしてそこで様子を確認して、その中の溶けた核燃料を取り出すには、まあどう見ても10年から15年かかりますよっていうことなんですね。これフェアに申しますが、フランスがその間、ずーっといいビジネスをやりたいという趣旨で言ってたのではありません。彼も原子力に関わってきた人間として、本当に、福島県民のことも心配しながら話してるっていうのが、僕はよく分かりました。で、そうするとですね、こういう、その、長い長い時間の話を聞き始めると、やっぱり僕の頭に例えば浮かぶのは、この人のこういう証言なんですね」

山本浩之
「えー(読み上げようとするが)」

青山繁晴
「これは、ちょっと私の方から申しますと、先月末、5月10日に、飯舘村の菅野典雄村長と、村でお会いしてきました。この飯舘村っていうのは皆さん菅政権のひとつの被害者ですね。というのは最初は避難する必要ないと言っておきながら、ある日突然、4月11日から計画的避難区域、その計画は、5月末までにみんな自分で避難しろという計画に過ぎなかったっていう、やつですね。で、そのことを議論しに行った時に、この菅野村長がおっしゃったのは、青山さん、私たちはこれからやむを得ず避難しても、2年の間に戻ってこないと、結局、村が消滅してしまうことになってしまうと。そうすると、カメラが入るだけで5年かかるのに、じゃあこの飯舘村ってどうなってしまうかと、皆さん、思われてると思うんですね。で、それはその通り、僕にとっても非常に心配な苦しいところなんですが、皆さんこれは、あえて申しますが、これは話を逆に、あえて捉えてみませんかということなんです。というのはさっき言いました通り、溶けた核燃料を取り出して、取り出すのに10年15年かかったとして、じゃあ取り出してその辺に置いとけるのか。もちろん置いとけません。それは新たな施設を、今までの話で分かっていただけると思いますが、福島の第一原発の構内に、例えばその施設を造って、それをずっと冷やさなきゃいけないんですよね。そしてこれ日本の技術者に確認しますと、青山さん、それは半永久的とも言っていいですと、ずっと冷やさなきゃいけない

青山繁晴
「で、そうしますとですね、実はこれはつらいことだけども、それを安全に運転していければ、これは福島にとってはひとつの仕事になり、そこに雇用もあるわけです。もちろん風力や太陽光も充実させながら、この現実にも向かい合うっていうのが、向かい合うかどうかを決めるっていうのが、実は今、新政権ができるまでに決めなきゃいけないことだと思うんです。本来の政治というのは、みんなが目を背けたくなること、みんなが目を背けてしまうこと、に、むしろ焦点を当てて、有権者、国民の前に示して、国民の判断を仰ぐっていうのが本来の政治ではないでしょうか。今の菅さんが、7月末、8月、あるいは菅さん本人の野望によれば、9月ぐらいまでやりたい、そう言ってる間に政治がどんどん溶けていってしまう。核燃料よりもひどい溶け方をするのが問題なので、私たち有権者が声を挙げて、むしろ新政権よ、あなたは目を背けないで、この現実を福島県民と日本国民に問いかけるんですか?問いかけないんですか?問いかけるんだったら、国民もその新政権を待望しますと、いう声を挙げるべきだと思います。メールでも電話でもたくさんの手段はあります。皆さん頑張りませんか。今日は東京からお送りいたしました」

山本浩之
「ありがとうございます。あの、今日は、最初の項目(下に記事とURL貼り付け)、政治のニュースで、まあ青山さんにもお話を伺おうかどうしようかっていうところだったですけど、東京のスタジオっていうことで、あの、お話を聞けなかったんですけれどもね。ただ、ほんとに今日のこの“ニュースDEズバリ”のお話を聞いて改めて思うのは、菅さんのやってることは、もう大罪ですね

青山繁晴
「そうです。はい。例えば菅さんのやったレベル7っていう判定は間違ってますから、新政権で国際基準レベル6に戻すと、いうことも含めて、福島県の甦りがこの日本の甦りですから。福島県民と一緒に頑張りたいと思います」

山本浩之
「今日はどうもありがとうございました」

青山繁晴
「ありがとうございました」

山本浩之
「以上、“ニュースDEズバリ”でした」
2011-05-20(Fri)

青山繁晴のニュースDEズバリ!  5月18日放送

原発事故責任逃れ…2次補正は先送り…政権に居座る菅首相を青山ズバリ! 菅・小沢抜きの連立政権を目指す超党派の動き



『内閣不信任決議案を出す動きは、事実です。5月26日からのフランスサミット前に出したい』

突然6月1日に党首会談、党首討論

「自民党執行部の1人によると、『本当は、公明党がついて来ない』」

「自民党の幹部、それから民主党の幹部によると、菅抜き・小沢抜きの連立政権を目指す」

「『すでに民主党の中から40人確保した』」


      

      
2011-05-12(Thu)

青山繁晴のニュースDEズバリ!  5月11日放送

浜岡原発停止を要請した菅首相 突然の決定のウラ側…保身?外部圧力? その背景を青山がズバリ!

      

      

      

      
2011-05-08(Sun)

青山繁晴のニュースDEズバリ!  5月4日放送

『民主党政権からの圧力、現場への成果』

『内閣府の副大臣が首相官邸に行って、青山繁晴の行動を問題にすべきだと官邸にねじ込んでいる』

      

      

      

      

2011-04-22(Fri)

青山繁晴のニュースDEズバリ!  4月20日放送

避難住民募る政府への不信感…人消えた福島原発周辺青山が見た厳しい現実 アレバ社は信用できない

アレバはフランスの国策会社で、国が9割方株を持ってる。アレバの技術を使ってる核技術施設はすでに日本にあるんですよ。それは青森県の六ヶ所村の核燃料サイクル施設、あるいは核燃料の再処理工場なんですが、これフランスの技術を入れたためにずるずるいつまでも稼働できなくて、もう20回近く先延ばしになって、元々の費用は7600億円でできるはずが、何と2兆2000億になってるんです、すでに。これ日本国民が知らなくて、国際社会ではほんとに有名な話で、このロベルジョンさん(CEO)も含めて、国際社会ではもうフランスは六ヶ所村を食い物にしてると言ってるわけです。

情報当局者によると、『原子炉を造ったアメリカの企業、GE社は、いまだに原子炉の重要情報をブラックボックス化している


      

      

      
2011-04-08(Fri)

青山繁晴のニュースDEズバリ!  4月6日放送

福島原発事故 電力不足にどう対処? エネルギー政策転換で夏危機を乗り切れるか 青山が解説!

       

       

       

       

2011-03-05(Sat)

青山繁晴のニュースDEズバリ!  3月2日放送

どこまで波及? 中国と北朝鮮が戦々恐々… 中東・北アフリカの民主化ドミノ 緊迫情勢を青山ズバリ

中国の軍部は、サイバー戦、ネットを使った戦争に大きく力を注いできて、未だに、インターネットは基本的に中国では軍部が握ってる

各国の情報当局者によると、『ウイグルだけは怖い』

ウイグルは、中国の西端じゃなくて、イスラム世界の、大陸部分の東の端なんです

中国はいずれ、この中東で何か動揺あった時に、このウイグルまで来るってことを実は予期していて、すでにキルギスやカザフスタンにたくさん、漢人を入れてきた

イスラム原理主義者の中でも、テロリストと呼ばれるのはせいぜい5%で、残りの95%は穏健

暴動だと叩き潰されるけれども、静かに広まっていく力っていうのは、中国もなかなか規制しにくい

中華人民共和国ってのがひょっとしたら幻想になっていくかもしれないと、いう、非常に大きな変化が起きる、かもしれない。

『百年に一度、世界は壊れる』 今後の中東地域は、アラブ人によるアラブへ


      

      
2011-02-28(Mon)

青山繁晴のニュースDEズバリ!  2月23日放送

菅首相が描くシナリオ 解散は?混迷する政局 その動きを青山ズバリ 中東激変で資源外交見直しを

      

      

      
2011-02-07(Mon)

青山繁晴のニュースDEズバリ!  2月2日放送

エジプト百万人デモで緊迫! ムバラク政権崩壊ならどうなる?青山ズバリ!

      

      

2011-01-31(Mon)

青山繁晴のニュースDEズバリ!  1月26日放送

菅首相がめざす“平成の開国” 理念なき施政方針演説 青山が問題点をズバリ!

      

      

総理は『3つの国づくりの理念』を掲げました。『平成の開国』『最小不幸社会の実現』そして『不条理をただす政治』

平成の開国なんですが、これ何か耳障りは良いようでいて、総理がおっしゃったことを見ると、明らかにおかしい

客観的な歴史の見方として、少なくとも歴史学界で主流になってるのは、江戸時代は鎖国なんかしていない

もっと客観的に見てどうもおかしいのは、戦後の開国とおっしゃってるけど、まず矛盾ありますね。明治で開国したんですよね。明治・大正・昭和っていってる間にどこかで鎖国したんですか?

戦争に負けて、その、占領軍の側から、こっちのシステムに合わせろって言われたってことであってですね、開国じゃないわけですよ

『最小不幸社会の実現』、根っこは政治学者の松下圭一氏 『国民』ではなく『市民』が主体

松下圭一さんの著作を読まれればどなたでもお分かりになりますが、要は国籍あんまり関係ないって言ってるわけですよ。主権国家とか、そういうことよりも、地球市民だと。国籍抜きなんです。だから、今の民主党が、菅さん含めて、外国人地方参政権に積極的だってのは実はここにあるわけですね。で、それならそれとして、国民には分かるように言ってくれないと、最小不幸社会だけではよく分からない

『拉致をまたしても利用するな』

複数の情報当局によりますと、『北朝鮮から水面下のルートで、官邸と前原外務大臣に、拉致被害者2人の生存情報が渡っている

日本には、日本政府の中に、複数の情報機関があります。はっきり申しますが、全てに、取材を致しました。で、全部、一致してました。

水面下ルートの誰が、官邸と前原外務大臣、これは外務省じゃなくて前原さん個人なんです、に、その生存情報を渡したのかってことまで掴んでいる、情報当局は日本の中にあります。そして、この水面下のルートっていうのはですね、かつて、たとえば小泉政権時代は当然その、日朝の交渉激しく動いてたわけですね、実際に5人の方に限ってですが、帰ってきました。その時のルートも、全部復活してる

松本京子さんだけじゃ弱いと、北朝鮮が勝手に考えて、田口さんのような有名人をセットにして、これで仕掛けをやってるだけですよと。ね。こういうものが、外務省も知らないまま、その、官邸と、外務大臣とこに渡るってこと自体が、これは非常に要注意

拉致については、新たに2人の生存が見つかりましたと、北は今まで他の人はみんな死んだと言ってきたわけですが、2人見つかったので、それを返したいっていうことをちらちら見せながら、あとの核とミサイルはいわば脅しの道具、脅しであると同時に、日本が国交正常化して、現金を我々にくれるんだったらですよ、その、ミサイルはとりあえずモラトリアムと言って、しばらくは撃たないでいようとか、核開発もしばらくはやらないでいようと、決してやめるわけじゃないんですよ?そういう、その手のひらに乗るんですか?と。乗るとしたら一体何のためですか、それは本当に拉致被害者や特定失踪者の方々、その家族のためですか?政権の延命のためじゃないのか?

2011-01-22(Sat)

青山繁晴のニュースDEズバリ!  1月19日放送

中国人船長処分決定へ検察vs改造内閣&欲ぼけ菅首相

    

    

『中国に抵抗……できるか?』公平に解釈して、検察はただ、起訴しないだけじゃなくて、中国に言うべきことは言うと、いう用意をしてます。しかしこの菅政権と、その中国の圧力が強まる中で、それが果たしてできるのかと、いうことは楽観視できない。

中国人の容疑船長も、この『アンカー』で何度も言いましたね、終わりじゃありませんと。処分保留で釈放しただけですから。処分保留で釈放しただけなんで。釈放は25日でしたけれどね。で、いずれにしろ決定しなきゃいけないと、いうことがあったんですね、えー、ということがあるんですね。ところがこの流れ以外にですね、実は、これに関わる重大な出来事が一個あって、で、その重大な出来事自体は報道されてるのに、この、尖閣事件の流れと深く関係があるってことは、一回も、かけらも報道されてない、というのがあるんですよ。

「去年の12月27日に、検事総長の交代が発表されました」

この交代について、メディアはどう報道し、あるいは検察サイドもどう発表したかというと、大阪地検特捜部の前田検事が、検事在任当時にですね、その、証拠の改竄というとんでもないことを犯して、それが、その、検察の取り調べ全体に大きな不信感を巻き起こして、その責任を取ったと、いうふうに説明されたんです。もちろんその面も、いわばこの半分としては間違いなくありますが、実はもう半分あってですね。えー、それは、実は、あの中国人の容疑船長を釈放したのは、あとでもう一度お話ししますが、大林さんの決断であり、えー、その決断に、最も強く反対した人の一人が、この笠間、当時の東京高検検事長だったんですよ

普通だったら、この笠間さんは、検事総長になれるはずがないんですよ。ね。検察ってのは官僚組織ですから、実は司法試験の成績も含めて、ずーっと前からね、順番決まってるんですよ

検察首脳陣によると、中国人船長に対して、『残念ながら、“起訴猶予”以外に手段はない』

「ただし、大林前検事総長のときとは“違い”を出す

新しい検察首脳陣のせめてもの抵抗、それは、『那覇地検の発表とは別に、笠間検事総長が自ら中国側の違法性を指摘する』

中国が、中国の漁船が、法律を犯したと、いうことはきちんと指摘する

検察首脳陣によると、『もし事実上の指揮権発動があっても受けて立つ』

起訴猶予じゃなくて、その犯罪の事実が結局なかったと、証拠が集められなかったから、不起訴ですと、いうように発表してくれと、圧力がかかるんじゃないかと、検察は考えてる。しかしこれは検察は受け入れられない

「日中の安全保障対話が、明日(1/20)から北京で再開されます」

起訴はしないけれども、わざわざ中国側の犯罪を強調するようなことはやめてくれと、その、言ってくる可能性はあります。したがって、私たち主権者は、あの、実際に、例えば今週中に行われたら、検事総長がどんな説明なさるのか。そして、もうひとつ言うと、もし今週できなかったら、それですでに何らかの圧力があったと考えるべきだと思います


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